DHLの集荷と出荷と荷物が届くまでの日数と費用

ものづくり
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台湾や中国の海外メーカーから「部品を発送しました」と連絡があってから、実際に日本の自社に荷物が届くのはどれくらいの日数がかかるのか?

このブログでは、翌日に届くことがありますよと書いてきましたが、あくまで「届くことがある」というだけで、100%ではないです。

 

日本国内の運送であっても、何時に発送したかによって、翌日に届くか翌々日かなどに差が出ますよね。

それと同じです。

海外輸送では、そこにもう1つ海外事情も加わってくるのです。



DHLセンターに持ち込みか集荷してもらうかで差が出る

海外にも日本国内にも、DHLは荷物を集めるセンターがあります。

海外メーカーの担当者が、荷物を直接DHLセンターに持ち込む場合は、荷物を受け付けた時間によって、翌日に届くか翌々日になるかなどが変わってきます。

 

センターで引き渡した荷物は、現地で輸送にかかる検査処理などをパスして飛行機に積み込まれます。

もし、ここで「ん?何だこれは?」と怪しまれたりすると、飛行機に積んでもらえないのです。

 

その国によって、海外に輸送するためには申請書(許可書)を提出しないといけないものもあります。

例えば、中国の場合だとモーターとかバッテリーとかですね。

 

これらを「機械部品」という名目でこっそり出荷しようとすると引っかかります。

たった1人がこのようなことをして、荷物が飛行機に積み込まれたとして、もしもフライト前に怪しいぞ!となったら、その飛行機は飛びません。

他の荷物の客にまで大迷惑がかかってしまうのです。

 

そういった問題がなくスムーズにいけば、19時とか20時という受付時間内にセンターに持ち込みさえすれば、持ち込んだその日の夜のフライトでアジア圏ならば翌朝には日本の空港に着く。

その後、日本で通関処理が行われて国内配送が始まります。

 

一方、海外現地で集荷依頼をして発送された場合は地域によって大きな差が出ます。

 

DHLセンターからどれだけ遠いところにある会社かどうか?

台湾はまだよいですが、中国になると海外メーカーが広く点在しているため、自分が利用しているメーカーがどこにあるかがポイントになります。

ここで言う ”どこ” というのは、具体的に言うと国際空港からどれだけ離れたところにあるか?という意味だと解釈してもいいです。

 

結局、国際航空便で荷物を飛ばすということは、必ず国際空港に荷物が集められるということです。

どんなに地方の田舎から荷物を送れたとしても、必ず最寄の国際空港(DHLの便があるところ)に荷物が集められる。

 

ということは、現地の国際空港まで時間がかかるところだと「発送しました」という意味が大きく変わるのです。

現地メーカーがDHLに集荷依頼をして、集荷人に荷物を預けた時点で「発送しました」と連絡があっても、その荷物が実際に飛行機に積み込まれるのは2日後だったりすることもよくある。

 

それに、空港から遠く離れたところにあるメーカーの場合は、集荷そのものをDHLが行わないこともあります。

DHLの代行業者が集荷に向かい、預かった荷物をDHLの中継センターまで運びます。

その後、中継センターからDHLが空港まで運ぶ。

日本でもDHLが直接配送する場合と、代行業者が配送する場合の2通りある

海外での荷物の集荷事情とか配送事情と同じように、日本でも全ての地域にDHLのトラックが走っているわけではありません。

例えば、弊社は大阪府にありますので、海外からの国際航空便は関西国際空港に到着し、そこからDHLが最寄のセンターまで荷物を持って行った後、DHLの配送トラックで運んでくれます。

 

しかし、同じ関西圏でも和歌山県とかだとDHLは自社のトラックで配送していません。

大阪府内にある最寄のDHLセンターまでは荷物を届けるけれども、そこから先は他の運送業者に委託するのです。

佐川急便とか福山通運とかですね。

 

ですから、ここでも時間差というのは表れます。

DHLが自社のトラックで配送する場合よりも、他の運送業者に委託して配送される方が時間が遅くなります。

だいたい1日くらいの差は出ます。

DHL料金、元払いと着払いの差

DHLの場合、海外メーカーが元払いで荷物を発送するか、我々が着払いで受け取るかのどちらかになります。

DHLの料金は荷物の大きさのリミット内であれば、荷物の総重量で価格が変わります。

およそ0.5kg刻みくらいで価格が変わります。

 

同じ20kgの荷物ならば、1つにまとめようが、2個に分けようが料金は同じ。

基本的には人間が手に持って運べる大きさ、重さにしておくのがベストです。

 

人間一人が持つには重過ぎるようなものを、ダンボールの箱に入れて送ると配送中にボコボコになることもあります。

だって、重いものをゆっくりと降ろせと言われても難しいですよね。

ドスンと降ろしてしまいますよ。

 

実際の料金は、会社ごとにDHLが価格表というのを提示して契約します。

荷物を毎月たくさん発送する会社ほど、特別割引料金を提示してくれます。

 

ただし、海外現地のDHLと日本国内のDHLは全く別管轄だと思ってください。

これが意味することって分かりますか?

料金設定も海外と日本ではそれぞれ独自なんです。

 

毎月、これくらいの金額を利用してくれるのなら割引率は○○%ですというような、統一された決まりはないので、現地メーカーに元払いで送ってもらう方が断然安くなることもあります。

もちろん、その逆もしかり。

 

以前、海外のメーカーのDHL料金表を見せてもらい、弊社のDHL価格と比較したら歴然の差で海外メーカーの運賃が安かったんです。

海外は加工費だけでなく運賃まで安いのか!!!とビックリしました。

でも、別のメーカーだと弊社価格の方が安かったり。

 

聞くところによると、海外の場合はDHLの代理店のようなところがあるみたいで、そこがDHLの代わりに独自に価格設定をしてお客を集めているみたいです。

上得意様とそうでないお客を集めて、平均して利益が出るようにしているでしょう。

だから、上得意様には破格の金額があるという理屈みたいです。

 

もしも、あなたが海外メーカーと取引するようになった場合は、運賃は元払いか着払いのどちらが安いかを調べておいたほうがいいですよ。

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