アメリカを筆頭に世界の先進国の多くが民主主義国家であり、それ故に金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏人にという貧富の格差が広がっているなんてことが叫ばれていますが、やはり台湾でも金持ちはいます。
台湾に金持ち?と意外感を示す日本人が多いのも事実で、それは台湾観光で夜市とか下町を歩くイメージが強くあるからだと思います。
しかし、やっぱり金持ちはいるんです。
台北の高級住宅地ってどこ?
2019年。
平成から令和へと移り行く日本ですが、あくせく働けどなかなかリッチにはほど多い…。
地道が一番でしょうが、やはり余りある分には困ることはありませんよね。
日本でリッチ、スーパーリッチと呼ばれるような人が住んでいるのはどのへんなのでしょうか?東京では田園調布や白金なんて聞きますし、関西では芦屋の名前が挙がりますよね。
では台湾の場合はどうなのでしょうか?
台北ですと天母と呼ばれる場所が多くの人が答えます。
台北の北に位置していて、外国人が多く住むエリアです。日本人も多く、日本語学校もここにあります。
日本ではおなじみの三越や高島屋といったデパートも出店しているショッピングエリアを含んでいます。
他には内湖エリアの宝湖里も高級住宅地として知られています。
MRTの西湖駅の近くで飛行場の松山機場も近くに位置しています。
大きな一軒家がおおくある地域ですが、最近では高層マンションも建ち始めています。日本でいう億ションでしょうね。
宝湖里エリアを含む近辺には中国電視公司などのテレビ局もあり、芸能人を目撃できることもあるそうですよ。
もしかしたらこのエリアにあこがれのスターが住んでいるかもしれませんね。
sponsored link
台湾はリッチが多いの?
サザビーズとクリスティーズという名前を聞いたことがある人も多いでしょう。
オークションの老舗ですね。
そのサザビーズの方ですが、5月にニューヨークで開催されるオークションにマーク・ロコスの絵画「無題 1960」が出品されます。
サンフランシスコ近代美術館所蔵の作品で、作者のマーク・ロコスは抽象表現主義の巨匠と言われています。
正直、この作品の良さがわかるのは一部の人だけじゃないかと思うのだが・・・
そのマーク・ロコスの絵画ですが落札価格は日本円で39億~50億ともいわれています。サザビーズはこの作品のオークションへの参加を促すために、開催までに世界で巡回展示を行いますが、その場所の一つが台北でした。
サザビーズのアジアの拠点は香港です。
その絵を高く買ってくれそうなところに展示することは商売の基本です。
今回の巡回はロンドン・台北・香港が予定に組まれていました。
アジアでは他にも日本や中国、シンガポールもお金を持っている富裕層はおおいでしょう。
しかし、今回の作品については台北を選択しました。
実は台北は300万ドル以上を保有するリッチな人が1519人いるのです。
これはナイトフランクという不動産コンサルタント会社が2019年版のウェルスリポートとして発表したものです。
ここでは台北の富裕層の多さは世界第8位で韓国のソウルに肉薄しています。
台湾の富豪第一位は?
台北に1519人もいるスーパーリッチの中でも特に一番の富豪は誰なのでしょうか?
その人は次期台湾総統選に国民党から出馬表明をした郭台銘(テリー・ゴウ)氏です。
私たちにはまだ記憶に新しいことですが、シャープを台湾企業の鴻海(ホンハイ)精密工業が買収しましたが、そこの会長です。
先日フォーブスが発表した世界の億万長者ランキングで、257位にランクされています。この順位は台湾の中ではトップです。

その他にも台湾では有名企業の会長や社長などが名前を並べていますね。
sponsored link
伸びる台湾
日本と比べても狭い島国の台湾ですが、多くの富裕層を有していることがわかりました。
長者番付における保有資産の多くが、所有する株式の評価額によって反映されることもあります。
台湾の富豪に名を連ねている人たちも、自社の経営が順調にいっている人がおおいです。
世界とともに台湾も力をつけて大きくなっていくことでしょう。
来年の世界長者番付が楽しみですね!
コメント