台湾でどうしても『街』を上から見たい人は猫空へ行こう

猫空 台湾文化

台湾の台北と言えば世界有数の高層建築の「台北101」

台北のシンボルのような建物で、地上101階、地下5階、高さ508mもあり、台湾観光の目玉スポットですね。

 

あ~高いところから、台湾の街を眺めたいなぁ

と思った時に思いつくのが台北101。

 

しかし、台北101は大都会のど真ん中にあるため、とにかく観光客がいっぱいです。

 

チケットを買うのに、20~30分。
エレベーターに乗るのには、1時間あるいはそれ以上は待つという声も。。。

これでは、折角の旅行なのに時間がもったいない!

 

だったら、もう少し足を伸ばして楽しい旅行にしてみませんか?

ついでに、台湾の街が一望できる場所へ。

それが猫空(マオコン)です。

 



猫空は鉄観音茶の産地で丘陵地帯

鉄観音茶というのは、中国のお茶の一種で、青茶(半発酵茶)になり、いわゆる広義で烏龍茶の仲間に入ります。

鉄観音茶

知名度は低いですが、芳醇でフルーティな香りが楽しめるとして評価の高いお茶。

 

 

そんな鉄観音茶の産地として、台湾の東南に位置している台北市文山区の丘陵地帯に「猫空(マオコン)」があります。

この猫空は丘陵になっているため、市内と比べても比較的涼しいため、夏場には多くの人が訪れます。

また、台北101をも含む台北の市内の景色を一望できるスポットでもあるのです。

『猫空』という地名を聞くと、さぞかし猫がいっぱいいるところなのかと思ってしまいますが、いやいや、そうではない。

この地域の地質が硬いところと柔らかいところがまばらであるため、でこぼこしているのですが、その様子を台湾語で「了康」と言う。

その現地語の発音が「猫空」という漢字の音と同じだったから、そういう名前が付いているだけのことらしい。

 

猫は全く関係ないそうです。

個人的には、孫悟空のような金の輪を頭につけた猫を想像しちゃいました(笑)

 

この、猫空は台湾でも結構有名な観光スポットの1つで、茶店(茶坊)が多い。

24時間営業をしているところもあり、週末は人が多くて席が空かないかもしれません。

なので、旅行者が行くなら平日がベター。

 

この猫空ですが、色んな人がブログで紹介しています。

いいなぁと思ったブログをいくつかピックアップ

【台湾旅行】猫空への行き方 そしてロープウェイと茶芸館の魅力

台湾・猫空(マオコン)ロープウェイで行く鉄観音の里

台北の人気観光スポット「猫空(マオコン)」ってどんなところ? 床が透明の猫空ロープウェイ

 

みなさん共通してるのは、やっぱりロープウェイですね。

 

猫空の名物、床が透明なロープウェイ

猫空は台北市内からでもとても行きやすく、車などない旅行客も電車で簡単に行くことができるのでとてもおすすめです。

地下鉄で動物園駅まで行くと、そこには丘陵の上へ登るロープウェイがある。

 

動物園駅を出て目の前にロープウェイの乗り場があるので、動物園駅内の案内板をみて地上に上がれば直ぐに見つけることができますよ。

 

動物園駅から猫空ロープウェイに乗って、終点の猫空駅までは3駅で着きます。

海抜24.1mの動物園駅から海抜299.3mの猫空駅まではロープウェイに乗って20~30分。

上に登るにしたがって小さくなる街並みや丘陵に生える木々、途中駅の指南宮など見どころがあって乗車時間も楽しい!。

 

ロープウェイは大人になってもワクワクするよね!

 

また、ロープウェイのゴンドラには2種類あって、普通のゴンドラと床が透明なクリスタルゴンドラが皆さんを終着駅まで運んでくれます。

高所恐怖症の人は無理ですが、足元が透けて地上が見えるゴンドラに乗れば、少々のスリルと共に空を飛ぶ鳥の気分が味わえるかもしれません。

 

動物園から簡単に行けるので、家族で動物園で日中遊んだ後、猫空に登るコースを計画すれば子供たちは楽しいでしょうし、彼女とのデートで訪れるならば、2人で見る景色は忘れられない思い出の1ページになることでしょう。

 

人が息づく街に

猫空からの素敵な景色はいつまでも色褪せることなく、旅人の記憶の片隅に残るでしょう。

丘陵眼下にキラキラと輝く灯りの点描は、セピア色のデジャヴのように懐かしい空気を届けてくれる気がする。

 

それぞれの時間が交錯する台北はそこから離れた空間に、回顧の念を伴う魅力を帯びる。

喧騒の都市でもありますが、魅力が渦巻く台北の空は今も静かに流れているだろう。

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