2018年10月終わり
日本プロ野球では頂上決戦である日本シリーズの真っ只中
皆さんはプロ野球に興味はありますか?
日本では今、一年で一番盛り上がりを見せる日本シリーズが行われています。
約半年のシーズンを経て、セントラル・リーグとパシフィック・リーグの覇者が激闘を繰り広げています。
今年も広島カープは強かったですね。
海外の野球に関してはアメリカの大リーグがニュースに登るほどで、日本で他の国の情報を伝えてくれるメディアは少ないです。
でも、世界各国には野球がプロリーグとして成り立っている国は沢山あります。
その一つが台湾です。
そして台湾も10月27日から日本シリーズ同様、その年の覇者を決める台湾リーグがスタートしました。
注目株の王柏融選手とは?
その台湾プロ野球の中において、今年熱い視線を注がれている選手がいます。
その人こそが、王柏融選手です。
Lamigoモンキーズに所属している外野手で、バットでの活躍が王柏融選手の強みです。
王柏融選手のプロフィールを紹介しましょう。
武器を磨いた学生時代
1993年9月9日生まれの屏東県万丹郷出身。
もともとはピッチャーのポジションでプレーもしていて、高校時代には145キロ以上のスピードを出すほどの球速の持ち主。
しかし、バッティングセンスがそれ以上に優れていたため、そのバッティングをさらに伸ばすべく内野手としてシフトを置き、打撃のトレーニングを積みました。
大学に進学した後、王柏融選手自らの希望で打撃にさらに専念すべく、守備負担の少ない外野へと守備位置を変更しました。
フィジカル面での強化を図り、成長を遂げた結果、台湾屈指の打撃手として結果を残すまでに。
鮮烈デビュー
Lamigoモンキーズに入団後初めての試合出場となったのは2015年9月2日の義大ライノズ戦でした。
義大ライノズの先発ピッチャーはアメリカ人のアンドユー・フランク・シスコ選手。
王柏融選手が8回裏の攻撃に出場するまではシスコ選手がノーヒット・ノーランを続けており、Lamigoモンキーズにはきつい試合展開でした。
しかし、王柏融選手がシスコ選手からプロ初安打を放ち、流れを変えて勝利し、その日のMVPに。
続いて2日後に行われた試合ではプロ初ホームランを打ちます。
その年はプレーオフの台湾リーグに駒を進めたLamigoモンキーズは、王柏融選手の打率5割、本塁打2本、打点8という助けもあり台湾王者になりました。
そして、王柏融選手は14安打という台湾リーグ史上最多を記録する活躍をして、優秀選手に選抜されました。
記録の樹立
翌年も勢いは止まらず、116試合に出場した王柏融選手は、130得点・200安打・打率.414という3つでリーグ歴代最高の記録を樹立。
他者から見る王柏融選手の評価として、三振の取りづらい選手であるといわれています。
実際打率は2016年、2017年の2年間リーグ最多であり、出塁率に至っては今年の2018年も含めた3年間連続1位となっています。
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気になる進退
そんな台湾一のスラッガーに対して所属チームであるLamigoモンキーズは今年のシーズン終了後にポスティングシステムを利用して、国外球団への移籍も容認すると発表しました。
王柏融選手の実力は海外にも知れ渡っており、日本のみならずアメリカからも大きく注目されています。
スカウトはすでに彼を視察済みで、興味がある各球団は検討に入っているという情報もあります。
日本選手もそうですが、野球をしている人の目標はやはりアメリカのメジャーリーグでのプレーなんでしょうね。
アメリカだけでなく海外への移籍は彼を大きく成長させることでしょう。
快音がつなぐ新たなるステージ
”台湾の大王”と称される王柏融選手は25歳という若さで、将来性はとても明るいものです。
きらびやかな成績を残していて、成長段階にいる若き選手の移籍はどこへ行っても注目されることは間違いありません。
日本での活躍を期待する日本の野球ファンも多いはずです。
彼が描く打球のアーチを私も心待ちにしています。
2018年現在、彼はどこに行くか注目です。
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