10月から11月にかけて、日本は木々が色づく季節ですね。
酷暑と言われた暑い夏を乗り切り、涼しく過ごしやすい日々が続くと寒い地域の方では徐々に山などが衣替えを始めます。
季節の移ろいを自然と触れあうことで肌に感じて、日々を楽しむ生活はとても贅沢。
紅葉のシーズンはそろそろ始まりますが、あなたは今年、どこか名所にでもお出かけになる予定はありますか?
実は、台湾でも紅葉は楽しめるんです。
常夏じゃないの??と思われがちですが、違うんですね~
台湾の秋冬
台湾は比較的温暖で日本の秋冬に当たる時期も過ごしやすい気候です。
秋は10月~11月、冬は12月~2月と大まかに区分されています。
区分は日本とあまり変わらないですね。
台北の秋の平均気温は23度程度、冬は20度前後。
意外に寒いんだなぁと思った方もいるのではないでしょうか。
確かに台湾の夏は湿度が高いし気温も高くて死にそうになりますが、冬は寒波に襲われる時もあります。
なので、セーターなど羽織るものが必要になることもあります。
とはいえ、日本に比べると過ごしやすいことには違いないです。(冬に限っては)
台湾の紅葉狩り
台湾でも紅葉を楽しむことができます。
その時期になると地元の人も紅葉狩りに出かけて季節を楽しみます。
では、台湾の紅葉シーズンはいつ頃なのでしょう。
11月頃から徐々に紅や黄に色を変え始めて1月頃まで楽しめる場所が多いです。
旧正月あたりまで秋の色合いを残していると考えると、日本よりもだいぶゆったりしている印象を受けますね。
しかし、亜熱帯地域ですので山全体が赤や黄の色を帯びることはないですから、そこは期待を膨らませないようにしてくださいね。
だって、同じ時期に熱帯の花も咲いているのですから。
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台北の紅葉スポット
台北観光で紅葉を見たいなら、どこへ行けばいいのでしょうか。
ここでは、いくつかの紅葉スポットをご紹介します。
陽明山国家公園
台北市内から1時間程度で行くことのできる国家公園です。
広大な敷地には様々な樹木が植えられており、一年を通して楽しむことができて台湾の地元民に愛される場所です。
また、近場に温泉もあり、冬などの肌寒さを感じる季節は日本人はゆっくりつかりに来るのもおすすめです。
こちらは高地にある影響などから、季節の変わり目がはっきりと感じることができる場所です。
そのため紅葉もしっかりと楽しむことができます。
この陽明山国家公園にはおよそ600本のタイワン楓が植えられており、仰徳路中山楼近辺の当たり一面が色づくさまは奇麗で見ごたえがあります。
また、秋の風物詩であるススキも植えられているので、黄色い絨毯が風に仰がれて一斉にそよぐ姿も楽しめます。
台北奥萬大楽活荘園
近年紅葉を楽しむスポットとして人気を集めいている場所です。
大小の葉っぱの大きさが異なる楓が植えられており、それぞれに紅葉の時期も違ってくるので長い期間楽しむことができます。
大きな葉の楓は秋に見ごろを迎えて大いに園を盛り上げますが、小さい葉っぱの楓は4月~5月に色を帯びるので時季外れの紅葉も悪くないですね。
また、地元の人だけでなく海外からの観光客が足を運んでいるのも特徴です。
ヨーロッパ風の庭園を模した造りの場所で知られていて、観光スポットとして人気を得ています。
紅葉とヨーロッパ調の庭園のコラボレーションは訪れた人の心をつかんで止まないでしょう。
桃源仙谷
桃園地域にあるこちらも素敵なスポットです。
台北に訪れる際に利用する、桃園空港がある地域です。
こちらの紅葉は11月ごろが黄色に色づく楓のピークで、葉の間からこぼれる陽を浴びながらゆっくりと散歩することでマイナスイオンを体全体で楽しむことができます。
その他
石門水庫や烏来風景区も紅葉のスポットで台湾の地元民に知られています。
どこも台北からは足を運びやすい場所に位置しています。
台北からの小旅行で自然を感じてみてはいかがでしょうか。
台湾の自然でリラックスしよう
日本の台湾の印象は沖縄に近いこともあり、熱いイメージを持っている人もおおいでしょう。
確かに年間を通して温暖で日本よりは過ごしやすい気候です。
しかし、その中でも秋の風物詩である紅葉を楽しめる場所はいくつかあります。
喧騒の台北も魅力的ですが、時間を作って郊外へ足を延ばしてみてください。
素敵な時間と景色があなたを包んでくれるでしょう。
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