台湾で見つけた!変わり種自動販売機に何故??

台湾文化

あなたは海外旅行に出かけたことはありますか?

パッケージツアーですと旅行の工程が全て決められていて、初めて訪れる場所ではとても効率的に観光を楽しめますね。

多くの人は初めての国や都市などは勝手がわからないので、パッケージツアーなり、オプショナルツアーなどで主要なポイントは抑えることが多いはず。

 

しかし、組まれたツアーでは街の一つ一つに目を向ける時間がありません。

終日フリーの日などは街をぶらついて好きなことに時間を費やせますが、目的を持って行動していることが多いのであまり道の端に注意を払うことは少ないでしょう。

 

そういった中で見落とされがちなのが、自動販売機です。

前回行った場所の自動販売機を思い出せますか?なかなか難しいですよね。

思い出せないのも無理はありません。

実際海外の自動販売機はそんなに多くはありません。

 

日本が自動販売機、多過ぎるのです。

夜の街灯代わりに自動販売機の灯りがあるといってもおかしくないくらいです。

 

日本に訪れて一定期間滞在した外国の人たちが挙げる中に、「日本は道端に自動販売機が多い」という感想があります。

自動販売機が荒らされないほど、治安がいいんですよって外国人から熱弁されたのも1度や2度じゃないですもの。

 

さて、そんな自動販売機ですが、台湾にもあります。

しかし、普段私たちが日本で見慣れている自動販売機とはちょっと違うものが売られている。

何だと思いますか?

 



変わり種の自動販売機

自動販売機で売られている物の代名詞は飲料ですよね。

日本もこれが主です。

しかし、日本を含めて違うものがディスプレイされていることもあって、なんだかそういう自動販売機を見つけるとわくわくします。

 

日本での変わり種として、「おでん」だったり「お米」だったり「野菜」だったり「生花」だったりとちょっと考えただけでも当たり前のように色々思い出されます。

広島には焼きたてのピザを提供してくれる自動販売機もあるので、これから未来の自動販売機の展望は明るいですね。

 

では台湾ではどうでしょう。

実は最近おもしろい自動販売機が登場して密かに若者の心を悩ましているようなのです。

その自動販売機というのは、出会いをサポートする自動販売機です。

 

おっとっと。

いきなりいかがわしい臭いがしますね。

でも、興味をそそられるのはなぜでしょう。

 

現代を反映した『出会いの自動販売機』

自動販売機

 

ボタンを押せば、理想の彼女が「よろしくね💛」って出てくる。

出会い系の自動販売機。

思春期の男の子には禁断の果実ですね(笑)

 

いや、もしかしたら大人の人対象のものなのか。

膨らむ想像果てしないですが、実際はどのようなものなのでしょうか。

 

 

その自動販売機、台北市内には「白鹿洞書房」に置かれています。

 

該当自動販売機の側面には「交友自販機」と書かれていて表面は中が透けて見えている小さなコインロッカーがイメージに近いです。

その中には写真と小さな袋や小箱が一緒に置かれています。

 

写真ははっきりと顔を出している人は少ないですが、帽子を深めにかぶったスタイルのいい女の子だったり、活発な男の子だったりと見た感じ20代前半の人が多いです。

「交友」は文字通り「お友達になりましょう」という意味ですので割とライトな異性の出会いを求めている人たちが利用しているのでしょう。

 

しかし、なぜこのような自動販売機が表れたのでしょうか。

その元となるものは現代と切り離せないものでした。

 

このようなサービスの利用客は主に「出会いが欲しい」人です。

私たち日本人もそうですが、社会に出ると出会いは減ります。

学生のように一か所に同年代の人が集まっていることはないですし、話をする機会も多くありません。

その部分を補う一つのツールとしてこのサービスは存在しています。

 

ただ、「現代」と提起したのは、その状態を嘆く状況になったのはインターネットの普及が大きいでしょう。

一昔前はもっと出会いはなかったはずです。

しかし現代の環境下ではリアルでない友達は簡単に見つけることができます。

非リアルが増えればその分リアルとの差が開き寂しさを覚えてしまうようです。

 

使い方

自動販売機の利用方法を説明しますね。

この自動販売機で扱われている金額は主に2種類で、写真と一緒に置かれている購買者へのプレゼントの価格で変化します。

写真と金額から連絡先を知りたい人を選んでお金を入れて購入します。

 

袋などのプレゼント品の中には写真に載っていた本人の連絡先が入っていて、メールや電話で相手に直接連絡をします。

その後のやり取りでお互いが会いたいと思えば実際に対面になります。

 

この出会いの自動販売機は男女ともに利用可能です。

また、あくまで「出会い」をサポートするものであって、交友を目的としている人が多いです。

 

「出会い」は踏み込む勇気

SNSが発達して電子上のやり取りは容易に知らない人と自分をつなぐツールとなっています。

簡単にという点を挙げればネットなどのツールを用いて出会いを探すことの方が簡単で、登録者数も多いのでチャンスもあります。

 

しかし、この自動販売機が登場した背景には、SNSに潜むサクラや詐欺の手口に疲れた人がいることは言うまでもないでしょう。

自動販売機まで行かないといけない煩わしさなどを引いても、そのBOXの中にある現実はとても魅力的に映ります。

 

いつでも始めは勇気が必要です。

自分を出品する大きな勇気とその人の連絡先を購入する勇気。

その出会いの先に素敵な時間が待っているかもしれないですね。

 

新たなお見合いの形として見ることもできるのでは?

あなたは賛成?反対?


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