初めての台湾旅行!パスポートの保管方法と紛失時の対処法

パスポート 台湾文化

初めての台湾旅行。

海外というと日本ほど治安が良いところはあまりなく、パスポートの保管方法に不安を覚える方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、台湾でのパスポートの持ち歩き方、また、もしパスポートを紛失してしまった場合の対処方法について紹介します。

 

出発前の不安を少しでも減らして、楽しい台湾旅行にしましょう!

 



パスポートの持ち歩き方

台湾の治安は、私たちが想像するよりも特に問題ないといえます。

欧米に比べても随分と治安が良く、親日国でもあるので私たち日本人としては旅行しやすい国の一つです。

 

しかし、観光客を狙ったスリや置き引きには、海外では注意しなければならないことには変わりありません。

日本人はどうしても手荷物の管理に甘いんですよね。。。

国が平和すぎるのかもしれません。

 

特に、台湾で有名な夜市九份などの有名観光地では、観光客も多く日本人は狙われやすいです。

 

自分の目の届かないリュックサックやチャックが付いていない中が見えやすいバックはあまり持ち歩かないほうが良いでしょう。

必ずチャック付きで、体の前で持ち歩くことができるような、ショルダーバッグやウエストポーチがおすすめです。

 

そして、肝心のパスポートですが、旅行中に頻繁に出したりするものではありませんが、必ず肌身離さず持ち歩くことをおススメします。

できれば、かばんの体に密着させる側のポケットに入れるほうがいいです。

 

空港での出国、帰国の際はもちろん、ホテルのチェックインや免税店での買い物、観光地での身分証明に提示が必要なことがあります。

また、トラブルがあった際にも、パスポートは何かと役に立ちます。

 

※案外知らない人も多いですが、ホテルのチェックインには必ずパスポートが必要ですよ!

 

ホテルでのパスポートの保管方法

ホテルでの保管方法にも注意をしましょう。

ホテルにパスポートを置いたままにすることは、あまりおすすめしません。

どうしてもパスポートをホテルで保管したい場合は、セーフティボックス(金庫)があれば入れておくと良いでしょう。

 

しかし、台湾ではセーフティボックスの設置が少ないのです。

また、セーフティボックスごと盗まれてしまうなどの事件が、海外では起きています。

 

鍵付きのキャリーケースの中など目につきにくい場所に保管すればいいか、と思ってしまうのが日本人の悪いクセなのですが、ホテルのランクによっては、セキュリティが完璧とはいえないことや長期滞在ではクリーニングが入ることもあるため、保管場所には注意が必要です。

 

やはり、パスポートは常にバックの中に入れ、持ち歩くと安心です。

楽しみだった旅行を最後まで楽しむためにも、気を抜かずパスポートの保管に気をつけましょう。

 

パスポートを紛失・盗難されてしまった場合の対処法

注意を払っていたとしても、旅行中にトラブルが起きてしまうこともあります。

ここでは、もし、台湾旅行中に、パスポートを紛失・盗難されてしまった場合の対処方法を紹介します。

 

パスポートの紛失・盗難があった場合、焦ってしまうでしょうが、まず一呼吸おいて冷静に行動しましょう。

旅行ツアー会社によっては、台湾に会社がありサポートをしてくれることもあります。

また、ホテルのフロントに日本人スタッフの方がいれば相談してみるのも良いでしょう。

ですが、一人で手続きを行わなければならないことも多いので、自分で行える帰国申請について紹介していきます。

 

旅券紛失届の提出

「入出国及移民署」という台湾の役所に行って、旅券紛失届を記入します。

それに基づいて「外僑護照遺失案件記録」というパスポートの紛失記録表を発行してもらいます。

 

申請には、パスポート写真も必要です。移民署の地下階にスピード写真の機械があるので、ここで写真を撮ると良いでしょう。

120元ほどで撮ることができます。

ここのスピード写真は、日本語の説明も選択できるので安心して写真を撮れます。

 

 

 

次に、入出国及移民署で発行してもらった黄色い紙の「外僑護照遺失案件記録」を台日交流協会に提出します。

そうすることで、「帰国のための渡航書」を手に入れることができます。

 

この際、移民署で撮った写真2枚と身分証明書が必要になります。

身分証明書は、パスポートのコピーがあると便利です。

 

日本にいる間に、パスポートをコピーしてキャリーケースに入れておくと良いでしょう。写真も日本で撮っておいてもいいかもしれません。もし、パスポートのコピーを持っていなくても大丈夫です。

台日交流協会にファックスで、日本にいる家族や友人、会社から住民票のコピーを送ってもらえれば申請が可能です。

 

 

「帰国のための渡航書」をもらうための手数料は約700元。

これで、帰国のために必要な資料は全てです。

 

 

役所はどこも混み合っていることが多いです。

帰国時間や帰国日を考慮して、早めの行動を心がけるといいかもしれません。

また、移民署や交流協会は土日はお休みなので、注意してください。

 

申請が終わると、台日交流協会で「出境登記表」というピンクの紙をもらえるので、そこに必要事項を記入します。

交流協会だけではなく、空港の出国審査の窓口でももらえます。

 

「帰国のための渡航書」と「出境登記表」をそのまま航空会社の搭乗手続きカウンターに提示すれば、無事帰国することができます。

手続きが複雑で心配になる方も多いことでしょう。

しかし、台湾の方は、親日の方が多く優しくサポートしてくれますので安心してください。

 

初めての台湾を楽しむためにも、パスポートを無くさずに保管することが大切ですが、無くしても安心して手続きを行ってくださいね。

 


sponsored link

コメント

タイトルとURLをコピーしました