※台湾ドラマ※日本とこんなに違う!放送事情

台湾文化

海外のことに興味を持ったりすると、歴史や文化の他、エンターテイメントの世界にも目がいくようになりますよね。

私も中国語を勉強しようとして一時期中国と台湾のドラマや映画を見ていたことがありました。

 

リスニングと口語の教科書になると思って試みるのですが、内容をざっくり理解するだけであって、日常で使えるフレーズなんてあまり頭には残らない結果となりましたが(笑)

 

見るジャンルにもよるのでしょうが、社会派のドラマは言葉が硬いので内容を追うだけで疲れてしまいますが、刑事物のようなアクションを含んだ物は映像を見ているだけで楽しいです。

 

事件発生 → 捜査 → 犯人に迫る → 解決

 

この枠組みは日本と変わらないので全体像をとらえる必要もないですしね。

 

そのなかでも私が好きな台湾ドラマは「痞子英雄」です。

 

2009年に台湾で放映された作品でとても人気があり、その翌年の2010年には日本でも「ブラック&ホワイト」というタイトルで放映されました。

 

 

このドラマをきっかけにしてその後は勉強の為ではなくて娯楽として台湾のドラマに興味を持ちましたね。あなたは観たことがありますか?

 


台湾ドラマはとにかく長い!!!放送事情・・・

しかし、台湾のドラマは話数が多いです。

日本のドラマは1クール10話ぐらいが最近多いのではないでしょうか。実際面白くなってきたなと思った時点で最終回間際だったりしますよね…。

以前は全12話のドラマもあったのにいつしかだんだん減っていきましたね。

 

それに比べると「痞子英雄」は24話ですからじっくりと物語を深く掘り下げていくことができます。

しかし、24話あるのですが、放映期間は4月11日~6月27日までの約3か月だけなんですよ。

日本とかわりませんね。どういうことなんでしょう?

 

このドラマに関しては週1回で2話連続の放送でした。

1話は1時間くらいのなので2時間枠で放送されていました。

 

日本では週1回1話が基本で、他には「帯ドラマ」と言われるような平日の週5日毎日放送されるドラマがあります。

比べて台湾では日本と同じ週1回1話や平日毎日もありますが、「痞子英雄」のように週1回2話放送だったり週4日放送や週2日放送のスタイルがあります。

日本とは大きく違いますね。

 

また、話数もドラマによって違うのです。

日本と同じで12話くらいまのでのものもあれば24話くらいのものもあります。

1クールの中での放映回数で話数が変わってくるのでしょう。

 

ちなみに、海外のドラマはアメリカや韓国も24話くらいと日本よりも多いです。日本でもとても人気があったアメリカのドラマ「24」もやはり話数の多いドラマですね。


「花男」は28話あった

2018年の4月~6月に日本で放映していた「花のち晴れ~花男Next Season~」をご存知でしょうか?

この作品は以前は嵐の松本潤主役でドラマ化された「花より男子」の続編ということでした。


「花より男子」はかなり人気があり、DVDも相当売れたみたいです。

一応は続編ということであった「花のち晴れ~花男Next Season~」ですが、登場人物が一新されていたこともあり、蓋を開けてみれば前作からの全くの続きではなかったんです。

コアなファンからは、「こんなの続編じゃねぇよ!!」と評価はあまり良くなかったのは残念です。ただファンにはちょっぴり嬉しい演出として、松本潤や小栗旬をそれとなく登場させていましたね。

 

「花より男子」は少女漫画が原作であり、実は台湾でも流星花園 -Meteor Garden-というタイトルでドラマが制作されて放映されていました。

しかも、日本の「花より男子」が放映するよりも前にです。

このドラマも日本の倍以上の話数があって28話でした。

 

しかも人気があったので、漫画に沿った1シーズン目の後に同じ出演者でオリジナルのストーリーを台湾で起こして2シーズン目に突入、番外編もあり、このコンテンツは海外13か国に輸出されて国の内外で大ヒットでした。

流星花園 -Meteor Garden-』に出演していた4人で結成された台湾のアイドルユニットグループ「F4」がその人気を物語っていますね。

現在は、それぞれは別々の事務所の所属しながら、ソロとしても活動しているようです。

 



ドラマはその国を知る素敵なツール

ドラマの中のロケ地はその国のおしゃれなスポットだったり、人気の場所だったりする場合があるんですよ。

出演者の日常をストーリーと共に追うことで台湾の流行や現地の様子が見えてきますね。

 

そのドラマが人気を博すとロケ地がそのまま新しい観光スポットへと変わることもあります。

日本でも聖地巡礼なんて言われて巡る人もいるんじゃないですか?きっと、台湾好きという人の中には「悲情城市」や「千と千尋の神隠し」の舞台になったと言われている九份(くふん)に足を運んでしまった人もいるのではないでしょうか。

 

 

カフェなどのお店や場所だけでなく、食べている物にも興味は尽きません。

役者が美味しそうに食べていると食いしん坊の私はたまらないのです…。

あれ?でもいまだに臭豆腐を心からおいしそうに食べている台湾ドラマを私は見たことがないな。

日本人が台湾の臭豆腐を興味本位で食べてはいけないとつくづく思った話
ワクワク♪ 台湾に旅行だ~♪ と気分上々なあなたがいたら、私は一言尋ねたい。 台湾に行ったら『臭豆腐』というものにチャレンジする勇気はおありか? というか、臭豆腐って何? 気にな...

 

台湾に出かける前にドラマを観る?

今はネット上で色々と情報が提供されています。

もし台湾に行くなら、その前に好きだったドラマや映画を見直してみるのもいいでしょう。

印象的だった場所に行って役者さんの追体験をするのも素敵な旅行の思い出になるかもしれませんよ。


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