グルメの宝庫「台湾」
台湾には美味し~いものがたくさんあるってことは、もはや誰もが知っているでしょうし、台湾旅行の目的が観光地巡りよりも「食べ物!!」という人が圧倒的に多いかもしれません。
誰かが台湾に旅行に行くとなると「美味しものいっぱいだね、うらやましいなぁ」なんて言葉が他の人の口から飛び出てきます。確かに私も台湾に行くときには、「今回は何を食べようかな?」と早々に思案をはじめます。
さて、そんなグルメ国である台湾には、食べ物だけじゃなく美味しい飲み物もあり、今回はその中の1つチーズティーをピックアップしてみましょう!
チーズティーって言葉を聞いただけだと、チーズと紅茶を混ぜたの!?
お前勇気あるな!!!
と言いたくなりますが、さーてどんな一品なのでしょうか。
気になりますね。
日本でも台湾発祥のグルメはテレビなどでとりあげられる機会が増えています。
ときには食べるためにお店の前で、列に並ばなければならないほどですね。
台湾の飲み物代表といえば「タピオカミルクティー」で、太いストローから吸い上げられたモチモチのタピオカは何とも言えない味わいがあります。しかし、今タピオカミルクティーは岐路に立たされていますね。
何故かって?
それは、プラスチック製のストロー廃止を台湾政府が決定したことで、「ストローどうすんの?」となっているからです。
ストロー廃止案を受けて次の一手がどのようになるのかが楽しみでもあります。


さて、話を戻してチーズティー。
台湾から日本に上陸もしており、日本でも楽しめるチーズティー。
まずは、チーズティーって何?ということと、そして、日本でチーズティーが飲めるお店を少しだけ紹介します。
チーズティーって何???
さて気になる台湾発祥のチーズティーですが、どんなものだと思いますか?
これはですね、お茶の上にチーズがのっているものです・・・ごめんなさい(笑)
それはわかりますよね。
チーズティーはお茶の上に少しの砂糖を混ぜてホイップしたクリームチーズを乗っけて、さらに仕上げに岩塩をトッピングしたものです。
お茶の種類は何でもよくて、ミルクティーやウーロン茶、抹茶ラテなどの商品ラインナップがあります。
岩塩を最後にトッピングするのがポイントで、飲んでみると、濃厚なホイップクリームのような味の中にクリーミーなチーズの風味が感じられます。
そこに岩塩のアクセントがいい塩梅に美味しさを引き立ててくれるんです。
チーズティというよりかは、クリームティーという方が見た目的にも合っているかもしれません。ミルクティーとは違った味わいを体験できますよ。
台湾に行かなくても飲める!日本でチーズティを楽しめるお店
日本ではまだあまり広く認知されていない飲み物ですが、アメリカなど他の国では、なんとすでにチーズティーの専門店も出店済みなんですよ!
日本への上陸って遅いんですね。
距離はアメリカよりも全然近いのに…。
日本のトレンドへの対応の遅さが露呈しているのか、単純にチーズティーという得体の知れないものが日本でウケるはずがないだろうと尻込みしているのか。
行動力とか決断力っていうのは、アメリカや中国と比べて日本が劣っている点ですね。。。
とか言いつつ、調べてみたら実は2016年から日本でもチーズティーは売られていたんですよ!さすがにそのお店は専門店ではないですが、静かに浸透していっていたのですね。
チーズティー専門店「フォーチュナーティーボックス」
日本であまり馴染みがないなぁと思われるチーズティーですが、なんと2018年8月3日にとうとう東京の原宿にチーズティー専門店がオープンしました!
店名は「フォーチュナーティーボックス」です。
チーズティーの浸透度は今回のメディアでの取り上げも相乗効果となって、一気にブレイクするかもしれませんね。
「フォーチュナーティーボックス(FORTUNER tea-box)」
オープン日:2018年8月3日(金)
住所:東京都渋谷区神宮前3-27-15 FLAG内 1階
営業時間:11:00~19:00
TEL:03-6721-1261
店休日:不定休
彩茶房
台湾喫茶カフェとして界隈では有名なお店で、東京に3店舗を展開しています。
ここでもチーズティーは提供されていますが、他のドリンクやフードもありますのでチーズが苦手っていうお友達とも気軽に行ってみるといいですよ!
SNS栄えする写真が撮れるかも。
CASCADE HARAJUKU(カスケード原宿)店
クイーンズ伊勢丹仙川店
彩茶房キラリナ京王吉祥寺店
字面でみると簡単ですが、まったくもって美味しいのかわかりません。
テレビでのタレントの食レポはリアクションありきなので、本当に味わっていない姿を見ると信用に欠けるし、でもお茶とチーズのマリアージュなんて言われると気になるし。
うまく乗せられた視聴者の多くは悶々としていることでしょう。
チーズティーを飲みに行ってみた!
チーズティーって気になる!!
よし、飲んでみようと早速チーズティーを提供している「彩茶房」へ行ってきました!
という体験談を頂きました。
今回は吉祥寺のお店へ。
こちらのお店では岩塩チーズティーということで甘く濃厚なクリームチーズの上に岩塩をトッピングしていただくスタイルでした。
選べるお茶は3種類で、四季春茶・鉄観音茶・紅茶をベースに味わうことができます。
選んだお茶は四季春茶。
メニューではひと際大きな写真で強調されていたし、今まで飲んだことのないお茶だなってことで興味を惹かれてしまいました。
店員さん曰く、「甘い緑茶のようなもの」との説明をうけて他のお茶に変えようかと思いまいたが、烏龍茶も甘みを帯びているようなので、おすすめの四季春茶のチーズティーをオーダーです。
見た目はお茶の上にクリームチーズがのっていてその上に岩塩が散らしてあり噂どおり。
ストロー付きのカップで提供されたので、まずは下のお茶をすすってみました。確かに甘く日本にはない味です。
実は、台湾や中国のお茶は甘いものが結構多かったりします。
現地のコンビニでペットボトルのお茶を緑茶だと思って買って、ゴクゴクと飲んだ瞬間に「なんじゃこりゃ!!」ってなることがあります。

そういう文化なんです。
気をつけてください。
もちろん、甘くないお茶も売ってます。
しかし、甘みは夏の疲れた体にスッと染み渡ってきます。
台湾が暑いからこういうお茶が売られているのかもしれませんね。
さて、次に上部のクリームチーズをすくってなめてみると、濃厚ではあるのですがチーズのしつこさは抑えられていて甘みもあるのでお茶とのバランスはとれていました。その中で時折口に滑り込む岩塩がアクセントになっていて、それぞれを個別に食してもおいしいです。
さらに、この3つが時間と共に混ざり合い、お茶にクリームチーズの旨味が加わることで味に深みが生まれてさらに美味しくなりました。この飲み物は1杯で味の変化を楽しめる遊び心あふれた飲み物だと思いますね。
トレンドの発信地「原宿」に行けば新たな発見!
チーズティーしかり、海外からの出店が原宿や表参道など高校生や大学生といった若者がいるエリアで多いです。
なので、原宿に行けばもしかすると新しい発見があるかもしれません。
確かに今回のチーズティーも先入観や固定観念がある人はなかなか手に取らないでしょう。しかし、SNSなどの発信源を巧みに使いこなす若者に浸透すれば、日本の各地でチーズティーを飲むことができるようになるでしょうし、日本オリジナルのチーズティーが生まれるかもしれませんね。
台湾の柔軟な発想には驚かされるものがたくさんあります。
次に台湾に行った時には、まだ日本にはあまり知られていない次の一品を探してみようかな。
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