どうも。当ブログ台湾izm管理人の平野です。
50年ぶりの寒波が日本列島を覆い、東京都心の最低気温が-3℃あるいはそれ以下を記録しているここ数日、そんな寒波よりも冷たい凍てつく視線を浴びながら身を縮こませて会見を開いた人物がいる。
はれのひ株式会社の社長・篠崎氏。
(※「株式会社ハレノヒ」は全く別の関係ない会社です)
日本の1月には正月の次に成人式という一大イベントがあるが、着物レンタル(着付け)やフォトスタジオを経営していたはれのひ株式会社が、2018年1月8日の成人式の日に突然何の通達もなく休業し、26日には破産手続き開始という事態になった。
成人式当日は着付けの予約を入れていたにもかかわらず、店舗には人気がなくどうすることもできないまま振袖を着ることもできずに涙した新成人の女性たちが多くいたようで、メディアが報道するたびに「可哀想だなぁ」と心を痛めた人も多かったはずです。
世間が騒いでいた成人式当日、問題を起こした会社・はれのひ株式会社の社長は雲隠れして連絡がつかなかったのだから、相当たちが悪い。
会社は多額の負債を抱えていて、成人式に貸し出す着物の確保すらままならない状況であったことが後で明らかとなり、それでも予約(注文)を取り続けていたことに、もはや詐欺ではないかという気さえします。
会社としては、何としても成人式当日に対応できるように動こうとギリギリまで考えていたようだが、無い知恵を絞れるはずもなく、結局はどうしようもなくて逃げだしたという顛末。
これには世間が許すはずもないだろう。
まぁ、これだけ事が大きく報じられるのも、日本に成人の日というものがあるからなんですが、お隣の台湾ではどうなんだろうか。
そういえば、台湾の成人式って聞いたことないような・・・
台湾では成人は何歳?
日本では20歳で成人となることが法律で定められています。
法的には、保護者の管理下から独立して単独で法律行為が行えるようになる年齢のことを指します。
実感することとして一番大きいのは、飲酒が認められることでしょうか。
グラス一杯のお酒を初めて飲んだ瞬間に、ちょっぴり大人になった気分になったあの頃を思い出します。
今では、酒もほどほどでええけどね。
さて、これは日本の話。
台湾ではどうなのかというと、成人は20歳以上と定められているので日本と同じですね。
ただ、少し違うのは台湾では18歳から飲酒が認められているということ。
また、喫煙や台湾ガムと呼ばれるビンロウも18歳から認められています。

ちなみに、中国は台湾と違って成人年齢は18歳です。
18~21歳くらいの人は、海外に渡航する場合に注意が必要です。
日本では20歳で成人だから飲酒できるけれども、他の国では20歳で飲酒が認められていないところもあるかもしれないからです。
台湾の成人式
(引用:台湾フォーカス)
台湾では20歳以上が成人であると定められてはいるものの、日本のように成人の日というものはなく、盛大な式典が行われることもない。
なので、台湾人はあまり成人というものを実感している様子がないのかもしれません。
だけど、台湾には複数の原住民の伝統文化が地方で残っています。
その1つとして、台南市では伝統風習である16歳の成人式というものが旧暦の7月7日に執り行われる。
そのため、台南市にある開隆宮では多くの人が参拝に訪れるという。
16歳の成人には、これまでの成長に感謝しつつ、これからも勉学に励んで邁進することを誓うのだそうです。
このように正式に定められた成人とは別の式典があるのですね。
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