食事の古いマナー??「食べ残す」が礼儀を感じるおもてなし

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もう随分と前になってしまったが、中国の上海を仕事の関係で訪れたことがある。

上海は世界的にも大都会であり、喧騒な街であることは間違いない。

だけど、ちょっと車を郊外に向けて走らせるとすぐに田舎町を見ることができます。

あるいは、鉄道でさらに奥地へと進めば昔ながら(?)の中国エリアが広がっており都会では味わえないような空気を感じる。

私も鉄道に揺られること片道4時間をかけて奥地まで行きましたが、仕事の関係上もあり訪問先の会社の重役さんと食事の席を設けられたのでした。

そこで、中国文化に疎い私が仰天したのがレストラン(食堂?)でのマナー。

絶対に日本ではありえない習慣に唖然としたのでした。。。

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出された食事は残せ!それが中国のマナーだ!

中国は世界で最も食べ残しを多く出す国とも言われており、現在では食べ残しがないようにする流れになってきているようですが、昔の中国ルールではお客様をもてなす時には必ず食べきれない量の食事を出すのがルールだったようです。

今でも、田舎や一部都会でもそのルールは残っています。

日本だと「もったいない」という考え方があり、食べきれる量を出すのがルールみたいなところがありますよね。

特に懐石料理のように一品一品を大皿に盛りつけるのではなく、個別に少量ずつ通されます。

でも、中華圏では大皿に盛りつけた料理をみんなで分け合うというのが筋というものかもしれません。文化の違いですね。

さらに、明らかに食べきれない量を出すのも意味があり、「食べきれる量=少ない量」はお客様に失礼だという考え方があるからなんですね。

もてなす客に満足させてこそ(お腹いっぱいにさせてこそ)、もてなす側の面目が立つということです。

「台湾人はメンツが大事!?」の記事では台湾人(特に男性)はメンツをすごく大切にするということを書いたが、中国でも同じです。

仕事を頼む時だって「〇〇さんのメンツを立ててやってほしい」とお願いすると、案外頑張ってくれたりすることがあるのです(笑)

このように、「俺はお客を満足させたぞ」とメンツを保つために大量の料理を用意して、あえて食べ残しが出るようにしているとも言える。

じゃあ台湾はどうなのか?

案外同じようにお客をもてなす時には食べきれない量を用意することがあるようです。

「沢山注文しなくていいからね」と言っても、やっぱり大量に注文しちゃうみたいですね。

特に接待では。。。

私も大量の食事を用意されちゃいました。

食べ残したものやゴミは床に落とす

これは本当にびっくりした経験です。

都市部ではまず見ることがないとは思いますが、中国の地方都市に行くとまだまだ風習が残っている地域があるみたいです。

レストラン(食堂)の円卓を皆で囲み、乾杯をするためにビールの栓を抜く。

抜いたブリキの王冠(栓)を床に落とす。

ついでに、その他いろいろなゴミも床に落とす。

中国の田舎では日本以上にタバコ社会で、タバコの吸い殻も床に落とす。

空になったタバコの箱も床に落とす。

さらにひどい時は食べ残しも床に落とす。(液体は別)

食事が終わる頃には床がめちゃくちゃ汚い。。。。

最後は店員さんがまとめてゴミ回収して掃除するのです。

これは掃除に対する効率化の問題だと中国人から聞いた話。

日本のようにゴミの分別がキッチリされているわけではなく、色々なゴミをごちゃまぜにして捨てるのでこのように全部床に落とした後に、まとめて回収する方が効率いいでしょ?ということらしい。

平野
・・・・・

どうなんだろ。その考え。と思った私でした。

さて、台湾はどうだろうか。

と「食事の席でゴミを床に捨てるのか?」と台湾人に質問すると怒られるかも(笑)

台湾では床にゴミや食べ残しを落とすという習慣はない。

テーブルの下にバケツのような容器が用意されていることはあるので、その場合はそちらに食べ残しを捨てることはあるみたいです。

ただ、私は見たことがないのでわかりません。

台湾はかつて日本の統治下にあった影響もあり、中国本土とは同じ中華圏であってもちょっと文化が違うというところが多く見受けられます。

そのためか、日本人としても受け入れやすいところがあったりもするのかもしれません。

ただ、くれぐれも中国の地方を訪れた時のもてなしのルールや食事のルールに驚かされないように心構えはしておくと良いかもね。


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