「千と千尋の神隠し」のモデルとなった台湾・九份の旅行で注意すること

台湾文化

台湾へ観光旅行で訪れたことのない日本人の多くが「行ってみたい!」と言う町が九份(きゅうふん)

2001年に後悔されたスタジオジブリの名作「千と千尋の神隠し」の舞台となったと言われているからです。

(※スタジオジブリが公式にモデルにしたとは言及しているわけではありません。)

 

日本人ならみんな知っているというくらい有名ですね。

台湾も噂に乗っかって観光名所にしようとした感が強いですけどね。

そんな九份への観光旅行を考えているあなたへ、出発前のバーチャル旅行で注意点などをお伝えしますよ。



九份がある場所

私達日本人が台湾を訪れる時によく使うのが台湾北部の国際空港である桃園国際空港です。

そこから台北市内までは東に移動しないといけません。

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九份の町は台北よりさらに東の海沿いに位置するので、交通手段としてはバスを利用するのが一般的です。

 

最近は観光地としてもかなり有名なスポットとなっているため、旅行会社がオプショナルツアーとして用意してくれているところも多いです。

もちろん、台北市内から直通バスも出ているようですし、タクシーを利用するという手段もあります。

 

概ね、車での移動にかかる時間は40~60分くらいです。

 

「千と千尋の神隠し」と「九份」を比べてみる

2001年の夏、千と千尋の神隠しが公開されましたが、公開前からかなり話題となった作品です。

興行収入は300億円を超えており、日本歴代興行収入第1位の記録を持っている名作中の名作。

 

そんな千と千尋のなんともいえないファンタジックな世界が私達を魅了し、その風景に近い九份の町を知った日本人は映画の世界に入りたくて訪れるのでしょう。

 

映画の世界観はイラスト集でも詳しく紹介されているので、見てみると面白いかもしれません。

 

私達の記憶っていうのは、結構あいまいなところが多く、似ていると思うものでも比較してみると案外違うな・・・ということもある。

でも、何となく雰囲気を感じるという感性でみる風景というものだってあるわけで、九份の町もそんな感じなのではないかと思います。

 

九份の町で最も有名な画像としては阿妹茶酒館を眺める写真でしょう。

夜景に浮かび上がる多くの提灯の灯りが幻想的にも感じます。

 

でも、この風景を千と千尋の神隠しの映画の中に見つけることはできませんでした。

まぁ、似ていると言われたらそうかもくらいですかね。

そこは少し割り切って観光に訪れるとよいかもしれません。

 

元々、九份の町は1989年の映画「非情城市」の舞台となったことで、一時脚光を浴びたわけですが、千と千尋で一気に観光地化した気がします。

日本統治時代に建てられた建物も多く残っていますし、中華圏の建造物も多く混じっていることで独特の雰囲気を出しているわけです。

 

九份の町の有名スポットはここ

日本人がよくイメージするスポットは阿妹茶酒館という場所になります。

写真撮影で見る風景は阿妹茶酒館を撮影されたものが多く、旅行会社のパンフレットにも使われています。

上のグーグルマップを操作して仮想旅行してみると面白いですよ。

グーグルビューだけでも、そうとう楽しめます(笑)

 

九份の観光旅行で注意したいこと

九份を訪れる時に注意しておきたいことは天気です。

とにかく雨が多く、そんな日はジトジトして蒸し暑い。

 

とりわけ、有名スポットとなりすぎて人が非常に多いので、狭い路地や階段を進むのに傘を使うのは向いていません。

というか、他人の傘が当たったりしてイライラすることもあるかもしれない。

 

なので、できれば雨カッパを用意しておくと便利です。

ちょっと蒸しますけど、傘がガンガン当たるよりはマシでしょう。

 

夕暮れ時からは特に人が多くなり、風景を見るというより人を見るという観光にならないことを祈ります(笑)

でも、楽しい旅行にはなるかもしれないので是非訪れてください。



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