2017年8月、日本の横浜・八景島シーパラダイスなどを運営する横浜八景島社が台湾桃園で次世代の水族館の建設をスタートさせました。
横浜・八景島シーパラダイスと言えば、関東地方では名の知れたレジャー施設。
1993年に開園した水族館にアトラクション、ショッピングモールにホテルまで、一か所に集約することで移動を少なく楽しめる完結型の施設です。
日本には全国各地に水族館が点在していて、それぞれに工夫の凝らしたおもてなしがあります。近年はデジタル技術を利用した新しい見せ方も増えてきていて、時には今までは「水族館は海辺に存在するものだ」という思い込みがあったのを打破した都市部のど真ん中に建てられた京都水族館なんかもあります。
当然、周りには海は一切ありません。
さて、話を台湾桃園に戻して、横浜八景島社が手がける次世代水族館は完成予定は2020年。
今までにない水族館を目指すとのことですが、果たしてその中はどのようになるんでしょうかね。
2020年以降、台湾桃園に旅行するなら行くべきイチオシスポットとなるのでしょうか?
海に囲まれた台湾が水族館で魅せる力とは
台湾は日本と同じく海に囲まれた島国。
以前、貿易立国として海の生き物を沢山輸出していますよ~ということを書きました。

新しく台湾桃園に建設される水族館のコンセプトは「環境保全、生物保護、学校教育、桃園市の観光推進など、社会貢献事業も同時に行い、台湾と日本の友好の架け橋になる水族館」ということらしいです。
台湾と日本の友好の架け橋になる水族館とありますが、どのような形でコラボできるのかが気になりますね。
日本で開発されたアミューズメント技術などを用いるのでしょうか。
また、展示する魚たちは台湾固有の種類などを選ぶのでしょうか。
実は、日本を訪れる外国人観光客の中には水族館を楽しみにしている人たちが結構な数でいるそうです。
私たちが何気なく訪れる日本の水族館には、すごい技術が使われていたりします。
例えば、水槽ですね。
すごい水圧にも耐える分厚いアクリルパネルなどは、何枚ものパネルを繋ぎ合わせて作っているのですが、まるで一枚の板のようにも見えます。
水族館を訪れた時、そこにどれだけの技術が必要なのかなんて考えもしませんけどすごいんです。
他にも、水族館の水槽には大量の水が入っていますが、ろ過をしなければ魚は死んでしまいます。
とりわけ、自然環境に近い状態でろ過循環させることのできる設備開発は、日本の水族館の歴史と共に歩んできて今にあるわけです。
思えば、本当にすごい水族館が増えてきました。
日本を代表する水族館には色々とありますが、沖縄の美ら海水族館や、大阪海遊館が有名でしょうか。
今度台湾桃園で建設される水族館はこれらの水族館を超える何かを魅せてくれると期待したいところです。
桃園は台湾国際空港がある場所。
観光客のアクセスもよいので、多くの人が訪れるようになるかもしれません。
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