中小零細企業の強みを活かし方!ニッチな市場の海外開拓

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ある特定のジャンルを深く掘り下げた「ニッチ」と呼ばれる隙間産業で世界を突っ走る中小企業は多くあります。

世界でも超有名な誰もが知るような大企業とは違い、コアな人しか知らないのに作る製品のシェアがダントツであるという。

誰もがすぐに思いつくようなものではなかったり、真似できるのだけれども長年蓄積してきた膨大な技術情報が他社の参入障壁となっているものなど、ニッチな市場を狙うことは我々中小零細企業の成長戦略の中の1つとして考えるべきことでもあると思います。

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ニッチな市場を開拓するために必要な事とは何か、自社でカバーしきれない部分が出た場合はどうしたらよいのか?

市場はどこに隠れているのか?

総合的な市場で戦略を練る大企業のビジネスモデルや経営方針などは、ニッチな市場を狙うに限り参考になるとは思えません。

特定の限定的なユーザーに向けたビジネスモデルを構築しないといけないのです。

そのためには、どこに注目するのか、ユーザーが何を求めているのかを深く絞り込む必要があり、絞り込んだ対象にどう動くかが問われます。

その時にもしも自社の力だけではどうにもならないことが出た場合、同じ中小企業に協力を仰ぐことも1つの方法です。

特に、海外企業とタッグを組めば日本国内だけでなく、海外市場へもそのニッチな製品・サービスが拡販できる可能性も出てきます。

かくいう私達も常にニッチな市場の模索は続けており、いずれ台湾で展開できることを目標にしているのですが、その野望が実現するのは運とタイミングとひらめき次第ですかね。

私達が海外の部品製造会社を台湾で見つけ、日本の ”ものづくり” の架け橋になるべく奮闘している理由は、台湾にはまだまだ見つけられていない良品質な製品を提供してくれる中小零細企業がたくさんあるからです。

台湾では世界的にトップを走るEMS企業フォックスコン・テクノロジー・グループがあり、シャープを買収したことで一躍有名になった鴻海精密工業のグループです。

アップル社、マイクロソフト社をはじめとする多くの企業が電子部品のOEM供給を委託しています。

ですが、これはあくまでも大企業の市場の話。

中小企業がニッチな市場に向けた製品の開発打診をしても、相手にしてくれる可能性は低いと思います。

そんな時こそ、同じ中小零細企業を狙ってタッグを組むのです。

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中小零細企業がニッチな市場で輝ける強みとは

中小企業がニッチな市場を狙うその理由は、中小企業にこそある ”強み” を活かすことができるからですが、その ”強み” として以下のようなことが挙げられます。

  • 柔軟な対応ができる(非システム的、非マニュアル的)
  • 深いサービスの充実
  • スピーディな意思決定ができる
  • スモールアイデアの採用が容易

ニッチな市場はより深く狭い欲求を満たすことを目的として動かないといけませんよね。

機能は同じでも使い方、使う場所、使う人によって形を変える、重さを変える、色を変える、材質を変えるなど特化させていくことは可能です。

そうした小さなアイデアは試してみようと意思決定がスピーディにできるのが、中小零細企業の強みの1つと言えます。

また、コアなニーズに応えようとすればするほど、マニュアル的なフォローでは済まないことも出てくるかもしれません。

だけど、様々な局面に柔軟性を発揮できるのが中小零細企業であって、大企業には難しいところです。

ユーザーニーズの掘り下げ作業

ニッチ市場を発掘するためには、ユーザーニーズをどんどん掘り下げていかないといけませんし、場合によっては、余計な機能のそぎ落としさえも必要になるかもしれませんが、それもニーズの追求によります。

さらに、海外販路開拓を目指すならば国ごと、地域ごとによって同じものに対する深いニーズは変化することを念頭に置いておく必要があります。

現地で現地の案を元に改善していくことが海外市場への参入、販路拡大では重要なのですが、意外と日本で普段私たちが何気なく普通に使っているものが、海外で人気になることだってあります。

例えば「爪切り」と聞いて、あなたはどんなタイプのものを思い浮かべますか?

ほとんどの人は以下のような2つのタイプを想像するはずです。

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切った爪が飛び散らないで爪切りの中に入るタイプは日本で非常に馴染みがありますよね。

でも、海外に行くとこのタイプの爪切りがないところもあります。

ニッパータイプしかないんです。

そんな地域にニッパータイプでない爪切りを持っていくと、すごく喜ばれます。

隠れたニーズがそこにあるというわけです。

みんな、爪切りをする時に切った爪が散らかって困っているんです。

これは、ほんの一例ですが海外に向けたニーズの発見の手がかりは、国際インターネットオークションサイトである ebay などで日本製品の売れ筋を探ると見えるかもしれません。

関連ページ ⇒ ebay で海外販売で売れるものとは?

ただ、こうしたリサーチで見えているのは表面上のニーズです。

マインドセットの話で有名な「ドリルと穴」の話を思い出す必要があります。

ドリルが欲しい人は、穴が欲しい

これです。

何が欲しいか(表面上のニーズ)という情報から、その先に本当に欲しいもの(深いニーズ)を見つけることが最も重要であり、ニッチな市場で中小企業が強みを発揮して飛躍できるきっかけとなるはず。

私はそう思います。

ブログにおけるセルフブランディングとマインドセット
どうも!台湾izmのブログを管理する平野です。 このブログを開設してから、もうすぐ5カ月になります。 ブ...

台湾市場で頑張りたいあなたへ「お手伝いします!」

「台湾と日本とものづくり」をメインテーマにしている台湾izm では日頃、日本のお客様より部品加工のご依頼を受注したり、時には日本のクライアント様に台湾の工場見学のご案内をしたりすることを仕事としています。

その外にも、ニッチな市場を狙いたい、台湾で製品を作って台湾で売りたいとお考えの方にもできる限りのサポートはさせていただきます。

自社製品がすでにあるが、台湾で製造販売できないだろうか?

まだ何も案はないが、こんなものは台湾でニーズがあるだろうか?

台湾のこんなものを日本に仕入れたい

などなど

どんなご相談でも一緒に頑張って開拓できるようにお手伝い致します。

もちろん、できることできないことがあるかもしれませんが、それは ”やってみないとわからない” ですから。

あなたの台湾へのご要望、お待ちしておりまーす!

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