ブログにおけるセルフブランディングとマインドセット

想い

どうも!台湾izmのブログを管理する平野です。

 

 

このブログを開設してから、もうすぐ5カ月になります。

ブログのアクセスはまだまだ赤ん坊レベルですけれど、少しずつ成長しているように思えます。

 

元々、台湾と日本のものづくりを町工場の目線から架け橋になれるようにってつもりで始めたわけで、雑記も含めて色々と書いてみようかという緩いコンセプトしかないのですが、改めて台湾izmというブログの役割とは何だろう?というものを現時点で考えてみようかと思いました。

 

ブログって運営している目的がみんなそれぞれ異なるでしょうけれど、情報発信の意味が全く無ければ続ける意味もないと思うんですよね。

例えば、自分のストレス発散のためだとか、アフィリエイトによる副業、メイン事業の補佐的な役目としてなど、とりあえずは何でもいいはず。

 

このブログが雑記ブログとして続けているのも、私や共同ライターのリンちゃんのことに興味を持ってもらえる読者を増やしていく中で、ものづくりに興味のある方をお客様としてゲットするという集客の目的があるからです。

 

 

私たちがブログを事業に活用しようと考えているように、世の中の働き方というものがインターネットの登場によって大きく変わってきました。

昔は会社に定年まで勤めて、退職金を貰って、老後は悠悠自適な生活をというスタイルが定番でしたが、今では世界経済の情景やビジネスの形の変化と共に働き方も変化しています。

 

フリーランスとして”特技”となるものを売り込みお金を稼ぐ方法や、アフィリエイターやブロガーのようにネット媒体を通じた広告収入だけで、月収数十万、数百万、あるいはそれ以上を稼ぐ人たちだって出てきています。

 

彼らを支えているのは紛れもなくインターネット環境です。

今、インターネットが全く使えない状況に陥った時、いったいどれくらいの人が生活を失うでしょう?

それくらい、世界がインターネットありきで構成されているような気さえします。

 

世界中、どこでもインターネットでつながる世界になり、こうした個人事業主にしても、企業にしても自社サイト(ホームページ)やブログ、SNSを利用した営業活動に力を入れていることが当たり前です。

インターネットを通じた営業活動、自社PRは不特定多数の人たちによって24時間いつでも閲覧できる状況にあり、今後は如何にして上手く利用できるかが自社の売り上げアップに影響を与えることだと思います。

 

 

インターネットで営業をかけるに当たり、インターネットを上手く利用するとはどういうことかを考える必要がありますよね。

ネットの世界を巡回していると、様々な思考を持った人たちで溢れかえっています。

如何にして自分が「その他大勢」に埋もれてしまわないように目立つようになれるかがポイントであると思えます。

 

 

ブログやサイトは基本的に”待ち”の状態です。

お客様となり得る人にインターネットの中にいる自分を見つけてもらわないと、スタートラインにすら立てないです。

なので、ネットからの申し込みや問い合わせを如何にして増やせるかはいかにインターネットの検索で見つけてもらえるかに左右されるというわけです。

 

インターネットの検索はSEO対策という検索者がどういうキーワードで情報収集を行うかを意識してブログやサイトを作り上げていかなければ、検索では箸にも棒にも掛からぬブログやサイトになってしまいます。

そうすると、誰にも見てもらえないブログやサイトになってしまいますし、運営を続ける意味さえもなくなってしまいます。

 

例えば、台湾で部品加工をお願いしてみたいなぁと思ってくれる人がいた場合、きっと「台湾 部品加工」とか「台湾 金属 部品加工」などの複数のキーワードをgoogleの検索窓に入力するでしょう。

そのキーワード検索で上位に表示され、尚且つ書かれた内容に納得してもらえることがブログの目的です。

 

ただし、2016年の暮れに閉鎖に追い込まれたDeNAの某サイトが話題に挙がったように、とにかく検索キーワードを駆使するだけで情報に中身(検索者の求める答え)のないサイトの量産は、サイト自体の信用を失墜させるだけです。

 

とあるお店で美味しそうと思って買った食材が、超不味かった時に感じる落胆と同じです。

 

このブログがそうならないようにだけはいつも注意はしているつもりですが、この「台湾izm」というブログがどのようにして検索から訪れてくれた人を満足させられるのか、またお仕事(お客様)の獲得に繋げることができるのかについては記事の内容も大事ですが、セルフブランディングも意識していかなければなりません。

そして、得られる結果からマインドセットをどうするか。

 

今回はこの2点について書いてみます。

 

 



台湾izmというブログのブランディング

個人が自らをプロモーションしてより多くの人に認知してもらい、集客するという意味でセルフブランディングという言葉が使われます。

企業に所属しない自営業の人や、個人ブロガー、フリーランスなどはこぞってこのセルフブランディングに重きを置く傾向が強いです。

 

このセルフブランディングの意味を曲解して、自分のスキル以上のものを”あたかも”存在するかのように見せる「やらせセルフブランディング」が一部では問題となっているのは懸念するところでもあります。

「秒速で10万円稼ぐ!!」というような、お金を稼ぐことへの煽り的なフレーズで騙される人が後を立たないのは、正気に戻ればわかるはずなのに上手くブランディングされた騙し文句にはまる心理的作戦の犠牲になっているだけです。

 

ですが、そういった身の丈以上のセルフブランディングはいつか破綻します。

ボロがでて公の場からいつしか消える存在になるのです。

 

 

そうではなく、自分には何が出来るのかについて手法を凝らして発信するのが本当のセルフブランディングでしょう。

出せる情報と出せない情報を上手く区別して、より自分の魅力を伝えることが本質です。

 

 

この台湾izmというブログにおいても、「このブログが好き」と言ってもらえる前に「このブログを書いている人が好き」と言ってもらえるようになることが、ブログとしての最終ゴールだと今は思います。

そんなブログに成長させることで、徐々に仕事の引き合いも増えたりするだろうと期待もしています。

 

 

ブランディングには企業ブランディングや組織の中での個性の打ち出しに重点を置くパーソナルブランディングという言葉もあるが、セルフブランディングとは意味合いが異なります。

これらは、組織としてどういう風にイメージを定着させるかということが目的。

 

例えば、社名を聞けばその製品品質が保障されているというイメージですね。

アップル社のiPhoneも企業ブランディングが成功した例だと言えます。

iPhoneはどこの店に行っても値下げはほとんどしませんが、それでも売れます。

高い収益性を持つことができるのは、それだけブランドに魅力があるということ。

 

あるいは、実際に私達の周りでも日本製は台湾製より品質が信頼できるというイメージを持っている人が未だに多くの取引先で見受けられます。

これは「国のものづくり」に対する思い込みかもしれませんが、一種のブランディングですよね。

 

一度定着したブランディングはなかなか崩壊しません。

よほど、大きなトラブルがない限りは強いイメージアイテムとなることが明らかでしょう。

 

 

なので、幸いにもまだ始まったばかりの本ブログですから、これからのブランディングが今後のビジネスにどう影響を与えるかが楽しみでもあり、課題でもあります。

最終的には企業ブランディングを意識できるまでになりたいところですが、一先ずはブログとしてのセルフブランディングを考えていきたいと思います。

 

お客様に何を提供できるのか?

どんなメリットを提供できるのか?

 

これらのことをどうやってPRすべきか?ですね。

 

 

台湾izmが持つべきマインドセット

ネットビジネスの世界では、よくこの「マインドセット」を起こった物事を精神論的にどう捉えて、仕事に対するモチベーションを維持しようかと考えることと同じ意味で使われることが多いです。

 

極端な例が、失敗してもプラス思考で考えれば次に繋がるというもの。

 

確かに「失敗は成功のもと」になり得ることはあるでしょうけれど、失敗だけで終わってしまうこともビジネスの世界では多々あります。

どうして失敗で終わり続ける人がいるのだろうか?

成功する人と何が違うのだろうか?

 

こうしたことを時々くらい、仕事で結果を出すためには?ということを考え直す必要もありそうです。

 

 

その時に重要になるのが、マインドセットだと思うのです。

 

 

仕事というのは「考え方 x スキル x 体力」で結果が決まると思います。

どんなにスキルが長けている人でも、考え方を間違えれば結果が伴いません。

考え方がすごく立派でも、それを実行できるだけのスキルが伴わなければ机上の空論で終わってしまいます。

考え方もスキルも申し分なしでも、すぐに体調不良で入院してしまうほど病弱ではビジネスを成功させることは難しい。

 

これらは足し算ではなく、掛け算なんです。

いずれのどれか1つでも欠けると、仕事で結果を残すことができないのです。

 

 

例えば、ラーメン職人としてのスキルがずば抜けていても、誰も来ないような僻地でお店をオープンさせたところで集客は見込めないし、逆に人が大勢集まる立地でラーメン店をオープンさせても、提供するラーメンが超不味かったら集客できません。

あるいは、ラーメンもすごく美味しいし、お客さんも毎日大勢来るとしても、店主の体調がすぐれないために1週間で1日だけしか開店できないとなると、高い売り上げは望めません。

 

 

「仕事の結果=考え方 x スキル x 体力」のうち、スキルは自分で勉強や経験を重ねていくしかありませんが、人に頼るという手段もあり得るわけです。

自分でできないことは、信頼できるパートナーとタッグを組むという方法です。

 

でも、肝心の戦略という考え方が間違っていれば、結果は伴わないですよね。

なので、考え方というものが仕事で結果を残すために最も重要だと私は思います。

 

そして、この考え方というのがマインドセットなんです。

 

 

じゃあ、マインドセットとは何か?

多くの情報を取り込めば取り込むほどに、その答えが明確に表現出来なくなっていく気がしましたが、結論は「失敗は成功のもと」という言葉こそが、マインドセットのゴールだと言えます。

 

そう、先ほど出した言葉です。

失敗を成功に繋げられる思考回路こそが、正しいマインドセット。

起こった個々のトラブルにたいする打開策がマインドセットとも言えます。

 

 

失敗したことに対して、失意のままに落ち込んで終われば次はありません。

私たちが行う台湾でのものづくりを日本に提供するということも、様々な失敗がありました。

その時、その時にはイライラしたり、落ち込んだりして終わることもあったかもしれません。

 

だけど、本当に成功する人というのは、その失敗を成功フラグのピースにできるんですよね。

ただ単純にポジティブシンキングというのではなく、成功する仕組みを作り上げていけるんです。

そういう人はマインドセットが完成しているのでしょう。

 

 

私達も失敗を必ず糧にできるようなマインドセットを持てるように仲間どうしで協議したいところです。

 

提供すべきものは何かをしっかりと発信する

最後に、ブログを通じて多くの人に何を発信するか?についてですが、ブログには専門ブログと雑記ブログの2つに別れると言われています。

 

特定の専門的な分野の内容に特化した記事のみを掲載するものと、特定のジャンルにこだわらない様々な雑記を書き綴るタイプです。

 

どちらがビジネスモデルとして最適かは分かりませんが「物を売る前に自分を売る」ということを私は意識しています。

同じ物でもAさんとBさんのどちらから買うか?という決断を迫られたとき、Aさんと仲良しならたぶんAさんから買うと思います。

 

仕事を頼むときだって、仲良しの取引先や仕事が早くて対応が良いところに頼むはず。

 

会社は組織ですけれど、中身は人です。

人(自分)を好きになってもらえないと、小さい規模の会社ほど上手くいきません。

 

だからこそ、台湾izmでも日常のことや仕事に関係のない情報、想いなどを綴ることをしています。

記事を読んでくれる人が、いつしか私達を好きになってくれればいいかなと思うんです。

 

 

ただ、自分たちの魅力を伝えるだけでは仕事に直結しません。

私達が何をしているのか?

どんな事ができるのか?

ということについても、記事として書いていく必要があります。

 

 

ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である

この言葉を聞いたことがありますか?

 

とある人がドリルを欲しがっていたとします。

でも、その人が本当に欲しいのはドリルではなく「穴」なんですよ。

 

穴を空ける方法はドリルじゃなくてもいいですよね?

ものづくりをする人なら色々と方法は浮かぶかもしれませんが、最終的には「穴」を提供できれば満足させられるんです。

 

この思考はどんなビジネスにも通じます。

 

化粧品が欲しい人は、健康的な肌や美しさが欲しいのではありません。

「見た目を気にせずに出かけられる毎日」が欲しいのです。

 

パソコンが欲しい人は、パソコンを使った快適な生活が欲しいのです。

 

 

モノを手に入れることが最終ゴールとして商品やサービスのPRをすることに終始している広告は多くありますが、本当のゴールは同じ商品を手にしても人それぞれですよね。

スマホが欲しいという人の中には、電話がしたい、アプリのゲームがしたい、ネット閲覧したいなどバラバラでしょう。

 

台湾でのものづくりを提供したいと考えている私達も台湾izmというブログを通じて、どんな「欲求」を満たすサービスが提供できるかを改めて考えなければいけません。

台湾izmというブログがインターネットの中に存在する意義を捜し求めて。

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