台湾は親日国としても有名であり、芸能界やスポーツの世界でも台湾出身の有名人はけっこういるみたいです。
ということで、台湾出身の有名人を挙げてみようかと思います。
「世界のホームラン王」王貞治
台湾人の父親と日本人の母親をもつ台湾(中華民国)国籍のスーパースター。
一本足打法で通産868本のホームラン記録を持つ、誰もが知る元プロ野球選手ですね。
私が思うに、王さんのことが嫌いな人っているの?と思うくらいの有名人です。
現役時代は読売ジャイヤンツ(巨人)で活躍し、引退後は巨人とソフトバンク、WBC(ワールドベースボールクラシック)の日本代表で監督を歴任。
1977年には国民栄誉賞、2010年には文化功労者に選ばれています。
王さんは、国籍こそ台湾ですが、生まれも育ちも日本です。
自身もWBCで監督として日本が優勝したとき、海外メディアから「あなたは日本人か?」という質問に「間違いなく日本人です」と答えています。
ジュディ・オング(翁倩玉)
台湾(台北)出身の歌手。
現在は版画家としても活躍されているそうですが、正直なところ私世代はリアルタイムではないので活躍ぶりについてはぼやけてます。
ただ「ジュディオング」という名前は間違いなく有名だし頭にある。
この写真の歌のタイトルにある「魅せられて」も幾度となくテレビで観た記憶があるしね。
私の母からジュディオングさんは歌も上手い、絵も上手い、頭も賢い、そして美人!うらやましいわぁ!!ってよく聞かされました。
私も羨ましいわ!
現在、ジュディオングさんは日本に帰化されており、国籍は日本です。
幽幻道士のテンテン
キョンシー様のお通りだぁ!!
人間どもは道を開けろぉ!
邪魔する者は道ずれにするぞぉ!
このフレーズを聞いて「懐かしい!」と感じたあなたは30歳代以上ですね。
そう、私が小学生だった頃に大ブレークした『キョンシー』です。
元は香港映画の『霊幻道士』がきっかけで台湾で『幽幻道士』として生まれ、放送されたものです。
放送当時は本当に人気があり、夏の花火大会などで出る屋台ではキョンシーのぬいぐるみとか、おでこに貼るお札とかまで売っていましたからね。
この『幽幻道士』に出演していた当時9歳の女の子が台湾人のテンテン、本名は劉 致妤(リュウ・ジーユー)です。
『幽幻道士』の人気は彼女のおかげとも言えるくらいに、人気が出ました。
その後、高校生の頃には、日本語能力試験1級を取得しているそうです。
ちなみに、「霊幻道士」と「幽幻道士」を混同してしまいそうですが、両者は全くの別物です。
「霊幻道士」は1985年に公開された香港映画。
キョンシーの火付け役となった、中国のホラーアクション映画です。
「幽幻道士(キョンシーズ)」は台湾の映画で、「霊幻道士」の後に出てきた映画です。
テレサ・テン
台湾出身の歌手といえば、思い浮かぶのはテレサ・テン
20代になってから日本で歌手活動を始め、その後数々のヒット曲を生んでいます。
「時の流れに身をまかせ」
「つぐない」
などは有名ですね。
42歳の時にタイで病死(諸説ある)。
この時には衝撃ニュースが日本を騒がせました。
私もうっすらと覚えています。
遺体は母国台湾の台北で埋葬されていますが、火葬されずにエンバーミング(腐敗を遅らせる保存処置)を施した後に土葬されています。
台湾で同じく土葬されたのは、テレサ・テン以外だと蒋介石とその息子である蒋経国の2人だけなので、彼女の偉大さがわかると思う。
『元プロ野球選手』大豊 泰昭
王貞治さんに憧れて来日し、プロ野球選手になった一人です。
中日ドラゴンズで主に活躍し、背番号55は王さんの持つシーズンホームラン記録を目標にするためだったから。
打法も王さんと同じく、一本足打法ですね。
関西人ならば阪神タイガース在籍時の縦じま姿の方が馴染みがあるかもしれませんが、くしくも2015年に急性骨髄性白血病で死去されています。
まだ51歳という若さですから、残念です。
金城武
父が日本人で母が台湾人のハーフ。
国籍は日本国籍のイケメン俳優。
私も学生の頃は金城武カッコええぇぇぇ!!!って思ってました。
男として憧れるぜぇ!みたいな。
生まれは台北で、成人までは台湾で生活していたため、語学が堪能です。
なので、日本だけでなく台湾や中国でも俳優として活躍されています。
ところで、個人的に金城武さんと俳優の竹内豊さんって似てません?
あぁ、憧れるわぁ。
私も言われたい「イケメン」って(笑)
ビビアン・スー
彼女を美人と言わずして何と言う。
台湾国籍の美人タレント。
私がまだ10代の学生の頃に、テレビ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の企画で結成された「ブラックビスケッツ」ではメインボーカルを務めていました。
この時に販売された曲『タイミング〜Timing〜時機』は200万枚の大ヒットを記録したのを覚えていますね。
あぁ、懐かしい。
そして、ビビアンがぎこちない日本語で話す姿に少しばかり「かわいいなぁ」と思ったのは遠い記憶。
ちょっと寄り道『番外編』
「ウッチャンナンチャン」が出てきたので、ちょっとわき道に・・・・
昔、ウッチャンナンチャンが司会をしていた別番組で『ウンナンのホントコ!』という番組がありました。
その番組の企画の中に「未来日記」という恋愛をテーマにしたものがあったのです。
この企画では、番組で選ばれた初対面の男女2人がスタッフから渡された日記通りに行動をしていくというもの。
その中で恋愛感情が芽生えるのか?ということを検証する目的もあったようです。
当時は大反響を呼び、いくつかシリーズが放送されておりますが、第五弾として放送された「未来日記V~スケッチブック~」では、台湾人女性と日本人男性の言葉の通じない男女でも未来日記によって恋愛感情は芽生えるのか?ということが放送されました。
この「未来日記V~スケッチブック~」で使用された主題歌は福山雅治さんの曲「桜坂」で、この曲も大ヒットしましたし、今でもカラオケなんかで歌われることが多いと思います。
私もリアルタイムで毎週の放送を楽しみにして観ていましたが、ストーリーは切なかったですねぇ・・・(涙)
この時に一躍有名になったのは、番組で選ばれた女性がルーイーロンさん。
今はどうしているんでしょうかね?
陽 岱鋼(よう だいかん)
2017年今シーズンより日本ハムファイターズから読売ジャイヤンツに移籍した陽 岱鋼(よう だいかん)
台湾出身のプロ野球選手です。
高校から日本の学校へ野球留学し、そのままプロの世界へ入りました。
台湾出身のプロ野球選手として、陽 岱鋼が有名ですが、実は彼の兄もプロ野球選手で2013年まではソフトバンクホークスの投手でした。
現在は台湾のプロ野球チームに所属されているそうです。
他にも親族にはプロ野球選手がいたようで、スポーツ家族なんですね!
世代によっては、思い浮かぶ台湾出身の有名人がそれぞれでしょうけれど、こうしてみると沢山いますね。
日本と台湾の繋がりを感じます。
まとめ
ということですが、他にも台湾出身の日本で活躍する有名人はいるかもしれません。
これからも新たに現れるかもしれません。
台湾と日本の親しい交流があるからこそですね。
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