岡山には愛される骨があるのをご存知でしょうか?
街にはその骨の髄をチューチューと吸い上げる音が響き渡る・・・
わけないですけど、それくらいに愛されるローカルフードがあるのです。
ちなみに、岡山と申しましても、岡山県じゃないよ。
台湾の岡山ね。
岡山区ですわ。
勘違いさせた人、ゴメンね~。
でも、骨の髄まで吸い上げるというのは本当のことです。
台湾好きなら有名かもしれませんが、よく知らない人は現地で衝撃を受けること必至です。
だって、私もえっ!?という反応をしましたから。
現地でね。
そんな食い物あんの??
それが純粋な正真正銘な気持ちでした。
そして、恐る恐るチューチュー吸い上げた感想は・・・
岡山名物「羊肉」は羊じゃないよ!ヤギ(山羊)だよ!
台湾の岡山区では羊肉を食べることができるお店がたくさんあります。
岡山区というのは台湾南部の高雄市の中にある地域です。
羊肉と書いてあるので、てっきりムートン、ラム肉かと。
あの、毛がもじゃもじゃ、ふわふわのやつ。
でも、違うんですね。
羊肉とはヤギ(山羊)の肉のことなんです。
台湾では羊のことを「綿羊」、ヤギのことを「山羊」と書きます。
山羊は日本と同じです。
ただ、羊肉と書かれている場合は山羊の肉を指すようです。
たまに、お店の看板に山羊のシルエットが描かれていることがありますので、間違いなくヤギ。
羊肉の食べ方は色々あり、串焼き、鍋、羊肉スープなどがある。
羊肉スープは台南の朝食の定番メニューでもある牛肉湯に似ています。
牛肉湯については、別記事でも書いていますので見てね。

台湾には、日本人好みの食文化が多いとは噂で聞いたことがあるかもしれませんが、一方でえげつないほどに口に合わないものだってあります。
超有名なのは臭豆腐(しゅうどうふ)ですね。
何たってう○このニオイがするもんね。(下品で申し訳ない)

あるいは、食い物ではありませんが独特の文化といえば檳榔(ビンロウ)は外せない。
台湾に行っても手を出さないように!

さて、これらのメニュー以外にも本題の「骨の髄まで吸い上げる」メニューもある。
羊肉骨髄です。
そのまんまです。
山羊の骨の中身をストローでチューチュー吸うんですよ。
日本ではまず無い食文化ですね。
羊肉骨髄を吸い上げた感想
実際に私が台湾で食べたというか、吸い上げた骨の髄はドロドロしていました。
当日、私は仕事関係の用事で台湾を訪れていたため「夜の食事に行きましょう!」と言われても、ただ付いて行くだけ。
だから、何を食べさせてもらえるのかもさっぱり知らないまま金魚のフンのようにホイホイ行ったわけです。
店に到着し、そこで「羊の肉を食べるで」と聞かされた。
この時もまだ羊とはモコモコの羊だと思い込んでいた。
しかも、てっきり串焼きとか焼肉みたいな(北海道のジンギスカンのような)ものをイメージしていたのに、出てきた料理が鍋でデカイ骨がゴロゴロ入っていたのでビックリした。
もちろん、表情はポーカーフェイス。
そんなことでは、驚かんぞとばかりに。
国際ビジネスはタフネスが命ですから(笑)
さて、実際に出てきたデカイ骨たちは、包丁でバッサリと切られており中の空洞が丸見え状態。
まずは、鍋のスープを口の開いたデカイ骨の中に流し込む。
そして、ストローがあるのでそれでかき混ぜます。
想像以上にドロドロなので注意!!
かき混ぜたストローに肉片か骨髄かわからないものが入ります。
それでも、カキ氷をシャクシャクするように、骨髄をシャクシャクする。
そして、ストローを口にくわえて一気に吸い上げます。
無味!!
ただ、ドロッとした食感と少しスープと山羊臭?がするような、しないような。
でも無味。
コラーゲンがたっぷりで人気があるそうだが、やっぱり無味。
本当は写真を載せたかったんだけど、当日はポーカーフェイスをきどっていた私だが、心が騒いでいてそれどころじゃなかったんです。
まぁ、台湾高雄に行ったら岡山区で一発吸い上げてみてください。
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