台湾の旧正月の過ごし方と文化

台湾文化

『こんにちは~台湾で頑張ってるリンちゃんです!』

(自分言うかwww)

 

台湾のものづくりと日本のものづくりの架け橋になりたくて、日々走り回っています。

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旧正月明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

( `・∀・´)ノ

 

台湾でお正月といえば旧正月を指しそちらが本物のお正月ですね。

休みも日本のお正月(1/1-1/5)のように長~いお休みとなります。

 

毎年変わりますが、2017年の今年は1/27が大晦日で、休みは1/27から2/1までです。

 

 

旧正月で台湾人はどんな風に過ごしているのかについて、今回は少し紹介してみようかと思います。

台湾の文化が気になる~って方は必見ですよ!



旧正月にはお供え物を用意します

さてさて、新年を迎えるにあたって日本と同じく、各家庭のお母さんは大忙し。

 

大晦日は先祖様と神様のお供え物(果物、お花、お肉など)を用意し、今年一年の感謝と来年の願い事を伝えます。

 

我が家の仏壇はこんな感じです。(台湾の旧正月に飾るお花は胡蝶蘭が定番です。)

ちなみに、台湾の仏壇はほとんど家の最上階に置きます。

 

 

 

 

お花が好きなお母さんですから、リビングにも違う品種の胡蝶蘭を置いています。

お正月気分で爆竹福袋ちょうちんを飾ったりします。

 

 

 

 

今年はお母さんと一緒に胡蝶蘭栽培場に行ってきました。

 

皆さんにシェアしたかったから、たくさんの写真を撮りましたので、どうぞご覧くださ~い

(^^)

 

いろんな色があって、とても綺麗ですよ。

室内に置いたら、今の時期で2ヵ月~3ヵ月間持ちます。

 

 

 

日本でもお正月には、家庭によってはキレイな花を飾ったりするところもありますが、やっぱり家の中にお花があると空気がガラッと変わりますね。

華やかな気分になります。

 

 

台湾でも大晦日のおせち料理は用意します

日本では新年の1月1日におせち料理を食べることが多いようですね。

地域によっては大晦日に食べ始めるところもあると聞いたことがありますけど、一般的には元旦です。

 

台湾の文化は旧正月の1月1日(今年は2/28)には特別なお料理とかなくて、台湾人は大晦日は必ず家族親戚を集めて年夜飯[團圓飯]という年越しの食事を食べます。

おじいさんとおばあちゃんがいる家庭は20人以上揃って円卓を囲んで食事するのも普通ですよ(笑)

 

 

本当に台湾にいる限りは必ず参加するのがルールです。

だから一年間会ってない親切もこの日にぞろぞろ出てきます

(^▽^;)

 

あの人誰?ってなる日もそう遠くないかもね。

 

 

台湾で食べる年越し料理

これは台湾の年越料理の一例です。

 

定番の食べ物はお魚料理です。

 

おせち料理のようにほとんどの料理に意味があって、縁起の良いものです。

 

中国語には「年年有余」という言葉があり、毎年余裕があってお金が残りますって意味になるのですが、「余」と「魚」の中国語の発音が同じであるため、春節に魚料理を食べる風習ができたようです。

 

ホントに古風な家庭ではお魚を全部食べちゃってはいけません!!

w(゚o゚)w オオー!

えっ!?何で??

 

日本人なら、それはまたビックリでしょう。

 

「魚」=「余る」なんです。

だから少し残さないと「余」の意味がなくなるでしょう、という古い文化です。

うちは全部完食するタイプだけど.....

 

 

旧正月(春節)でなくても、台湾では日本からの大切なお客様をお迎えする時に食事の席をセッティングする場合、魚料理を用意することがあります。

そして、必ずその魚料理はお客様が先に手をつけないと他の者は一切手を付けないという風習があったりします。

 

今では、そこまで厳密にやることは少ないかもしれませんが頭の片隅に残しておくとよいかも。

 

 

台湾でもやっちゃう大掃除!

普段掃除しないところを綺麗にします。

これは日本と全く同じです。

 

ここぞとばかりに、一年の汚れを一気に落としちゃう。

 

私の場合、網戸とか…パパに任せてますから、よく分からない

(;´・ω・)

 

まぁ~家全体を綺麗にすることね!ハハハ~

 

 

 

春聯(しゅんれん)の張替え作業

春聯(しゅんれん)とは赤い紙に各種縁起の良い言葉を書いたもの。

家の玄関の左右に貼ります。

→これもパパの担当です。

 

 

日本で例えるならば、しめ縄みたいなものかな??

 

 

うちのパパは毎年春聯を張り替える作業を結構楽しみにしているらしく、こだわりも多いです。

 

昔は手書きのが定番ですが、現在は書ける人が少なくなり、印刷物が多いです。

もちろん、うちのパパは自分で書けないから、毎年知り合いにお願いして書いてもらっているようですけど。

 

さて。

ジャンジャン!!!我が家の今年の春聯です~

 

赤い春聯は全て、知り合いの方に手書きで書いてもらった一品ものですよ!

字が上手いわ。

 

 

 

ちなみに、これが印刷されたものだとこんな感じです。

シャッターの色は塗装する前なので無視してね(笑)

見て欲しいのは、壁に貼ってある赤い春聯です。

 

印刷物なので、字は金色。

 

やっぱり手書きの方が趣きが違うような気がしませんか?

そう思うのは台湾人だからかな?

 

 

台湾でもあるよ!お年玉

大晦日の朝から神様と世相様を祀り、夜は家族親戚と食事をしてから子供のお年玉タイムです。

 

お年玉に使うポチ袋は基本は赤しかないですけれど、子供用のキャラクター付きのもあります。

 

お年玉をもらった後は寝ます

(‐^▽^‐) オーホッホ

快眠できるわ

 

これらは台湾のポチ袋の一例です。

 

 

 

旧正月三が日の過ごし方

旧正月の1月1日(2/28)はお寺へ参拝します。

 

また親戚や友人の家に行って、祝福したりしますね。

台湾は宝くじに熱中してる人が多いですから、正月限定の「宝くじ」と「スクラッチくじ」が人気です。

 

日本の年末ジャンボ宝くじと同じです。

でも見た目は全然日本の宝くじとは異なります。

金金キラキラ☆

 

 

また、デパートに行って買い物する人が多いのも日本と同じ。

家でゴロゴロしてるだけじゃつまんないしね。

 

 

1月2日は奥さんが実家に帰る日ですね。

大晦日と1月1日目は旦那の家族と過ごすのが一般的です。

 

1月2日は「回娘家」といって家族で奥さんの実家に帰る風習になっています。

 

この日は義理のお母さんが娘の旦那さんにご馳走しますよ。

一年間、娘がお世話になった感謝の気持ちを込めて~

 

 

1月3日以降は自由時間です~どこかお出かけしたりします。

私は両親とちょうちんを見に行く予定。

ネットで見た写真がとても綺麗だったからそこに決めたのです。

 

こんな感じです

 

いやぁ、旧正月楽しい♪

 

 

皆様(*´∇`*)

重ねて、明けましておめでとうございます。

 

まだまだ未熟な私ですが、今年も何卒よろしくお願いいたします。

これからも台湾のものづくりの良さをアピールできればと思います。

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