台湾人の堂々と豪快に自慢する性格は気持ちがよすぎて親近感がわくよ

台湾文化

日本人で「謙遜」を美徳とするような民族文化があるよね。

でも、台湾に行って初めて会った人に色々質問すると、豪快に自慢話をしてくれるんだ。

 

それが何故か鼻につかないという不思議な民族。

むしろ清々しくて気持ちええ。

それが台湾人の性格。

 

私の所見による勝手な印象だけどね。



台湾の会社訪問したら結構自社自慢で押してくるぞ

台湾の協力会社を探すために、現地を訪れて回った所々で話を聞いていると面白いのは「俺はこんなのもできるぞ!」って自信満々のPR攻撃がすごいんだ。

正直、情報をいっぱいもらえて有り難いなぁと思う反面、部分的にはホンマ!?ってなる。

 

冒頭にも出した「謙遜」という言葉は台湾語にはないのか?と思うくらいに面白いほど自慢してもらえる。

 

だけど、真剣に鵜呑みにしすぎるとお腹いっぱいで済まなくなるから気を付けないとダメだ。

 

 

ウソじゃないけどオーバーに話をするクセがあるんだろう。

 

そんでもって技術は大っぴらにしてくれるもんだから、仕事の知識を持って接するとこの設備でホンマに要求する仕事ができるんか??

と疑ってしまうような場合もあるので、私はいつも”テスト”と称してトライ&エラーで技術力を測るのだ。

 

 

繰り返すが、何故かそれだけ自慢されてもイラっとしないし、気持ちええのは不思議(笑)

 

 

台湾人の「やる、やる」は「できる、できる」じゃないから気を付けな!

私が生業としている金属部品加工の世界だと、色々な部品加工会社を回るとその台湾人の性格がよくわかる。

 

私たちは密かに「やるやる詐欺」とおちゃらけているのだが、とある仕事の案件で部品加工が出来るか出来ないか?という質問をすることがある。

そうすると、結構な割合で「やる!」という返事をくれるのだ。

 

「出来る!」

じゃなくて「やる!」なんだよね。

 

日本の会社だと、「出来ます」 or 「出来ません」の返事だから、ちょっと違うでしょ。

 

 

最初は「やる!」という言葉に熱意を感じるなぁと思うのだが、五割くらいの確立でその言葉の意味は「出来るかどうかわからないけれど、やってみる!」ということなんだ。

 

そう、出来ないかもしれないというリスクをはらんでいる。

出来なかった時の事を考えると、怖えぇぇぇ!

納品できないやんけ。。。。

 

これぞ「やるやる詐欺」や!

 

というように、結構行き当たりばったりな感じの進め方をしちゃうこともあるんですよ。

 

日本と台湾って似ているようで、違うんだよね。

 

 

台湾人の性格は仕事の仕方にも味が出てる

日本人ってとある目的の仕事があったとすれば、その準備に時間をかけて計画を練る。

そして、計画が出来て間違いなくイケる!と確信を持つと最短ルートで物事を進めようとするし、それを乱されようものならイライラして怒る。

 

だから日本は「納期」「納期」なんですよ。

決まった物事に対しては執拗にうるさくなるんだ。

 

そのくせ、未定のことはウジウジと話し合いを強要するので、時々イライラすることがある。

 

 

某大手自動車メーカーの部品製造ラインの現場に行くと、ロボットのごとく人が作業している光景に同じ日本人として違和感を覚える私は頭がおかしいのか??

作業用の道具1つ1つが作業台の上で決まった位置に置かれている。

すこしズレたところに置くと○○秒の作業遅れが生じるって言うんだもん。。。。

 

 

私はこの世界観には正直ついていけない自信があるね。

 

 

部品1個足りないと「製造ラインが止まる!」「納期が遅れる!」「始末書を書け!」「謝りに来い!」だのエグイのだ。

 

 

一方で、台湾人は目的が決まったら、とりあえず行ってしまう性格だ。

障害物があってぶつかったら立ち止まって壊すか、避けるか考えるし、面白そうな事があったら寄り道もするし、フラフラしながら進む自由人。

 

トラブルがあっても、これくらい大丈夫でしょ?って平気で言える根性を持っているのだから面白いというか、「ごめーん」で済まされる被害者が自分なら笑えないけどな(´・ω・`)

 

 

さっきの、日本人は「出来る」or「出来ない」でさんざん悩んで唸って結局何もしないで諦めることもあるけど、台湾人は「(とりあえず)やる!」と進んで寄り道しまくる。

そんでもって、どうしても出来ないと解ればササーっと止めちゃうのだ。

恐るべし台湾人。

 

 

自慢の末に貰ったプレゼントが空港で没収された件

昨年の秋に訪問したとある台湾企業でもいつものように自社自慢を聞いていたら、プレゼントをくれました。

台湾人は結構懐が深い性格の人が多いのも特徴。

 

日本もおもてなしはポリシーみたいに思われているし、日本人も自負していると思うが、客人のもてなし方っていうのは、台湾人だって最高にイイ。

形の違いはあって、ザ・友達!みたいな感じに接してくれるところがあるんですよ。

 

何かあっても、まぁまぁ、とりあえず飯でも行こうぜ!ってな感じで(笑)

いやぁ楽しい。

 

 

本当は写真を載せたかったんだが、台湾から日本に帰ってくる時にそのプレゼントを手荷物に入れてしまい、没収廃棄されてしまった( ;∀;)

 

空港で係員にまず、このカバンはお前のか?って聞かれ。

そうだけど何か?状態ですよ。

 

そしたら中を見るぞってガサガサ中身を取り出して、プレゼント品を取り上げました。

そんでもって

「ステル!」

「コレ、ステル!」

「OK?」

って何回も言われたんだ。

 

こちらは??

何で?

と一瞬思ったんだけど

 

「Jast a steel!(ただの鉄や!)」

「Jast a present from my freand!(友達から貰った、ただのプレゼントや!)」

ってプレゼントをしてくれた台湾企業の人を勝手に友達設定にして(笑)言ったんだけど、残念ながら認めてもらえなかった。

 

しまいには

ということで、あきらめざるをえなかったわけ。

口が裂けても、捨てられちゃいましたぁってプレゼントしてくれた台湾企業には言えないわ。

 

なので、写真を残すことなく手元から消えてしまったのだ。

残念。

 

ちなみに、鉄道のレール部分を切断したものです。

どこかの蒸気機関車に関する記念品だと言っていたと思う。

 

ようするに、このレールを切断したやつが金属製だし、凶器になると思われたんだろうな。

メリケンサックのように、これで誰かの頭でもどつくつもりか?っていう目線を感じたわ。

 

誰がそんなアホなことするかっての。。。

 

まぁ、空港でドタバタ劇でしたが面白い台湾人の性格の一面を見れたのは良かったです。

やっぱり国が違えば、性格が違うんだよねぇって実感するこの頃です。

 

こんな記事を書いていると、後日リンちゃんから現物の写真が送られてきました。

 

 

うん、やっぱ凶器に見えるのか?(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました