最も得るのが難しく、最も容易く崩れてしまうもの『信頼関係』の原則を守るために必要なこと

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私たちは、台湾と日本の「ものづくり」の架け橋になるべく、常にお互いの協力会社が成長できるように奮闘し続けています。

日本のお客様に部品加工というジャンルにおいて、台湾でお手伝いができ相互にwin-win(ウィン – ウィン)関係を築けることが理想だ。

ただ、そこには大きな壁が立ちはだかるのです。

そう、それは信頼関係

管理人である私や、台湾で地道に活動してくれているりんちゃんは、台湾の加工屋さんを信頼しつつも日本の基準を浸透させてそれを当たり前として認識・学習してもらうことに努めてはいるものの、実際に発注元であるお客様から『信頼』という二文字が出てくるまでは、年月を要するものだと理解しています。

私たちの信念はこの『信頼』をどうにかして、お客様に得てもらえることにあります。

そこの部分を今回はお伝えしようかと思う。

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得難きこそが信頼だが、それは1つのミスで脆くも崩れる

崩壊

信頼関係の原則は何だと思いますか?

それは人と人が信じ合うこと。

理由なく信じることができる関係こそが信頼。

国語辞典で調べると「信じて頼ること」とあるが、何故頼るのか?と尋ねられた時に「理由はない」と答えることができれば、その信頼関係は完成していると言える。

だが、この信頼関係を築き上げるまでには、どうしても長い時間がかかる。

一時的にはこの人なら、この会社なら大丈夫!と信じていても、突然の裏切りが起こることもあるし、そもそも一方的に信じてるだけとうこともある。

その場合は信頼とは言わない。

例えば、A社の製品は品質が良いと評判だし買ってみたところ、やっぱり評判通り素晴らしいものだったとしよう。

そこで、あなたはA社の品質を信用する。

だけど、A社の他の商品をある時に購入したが、故障があってカスタマーセンターに電話してみたが対応が良くなかって「何だ!」と憤慨して、信用は一気に無くなったと主張しても、そもそもA社とあなたの間には信頼関係も何も無いのです。

これは極端な例だが、一方通行の信用・信頼は私たちが思う信頼ではないのです。

「お互いに信じ合うこと」

これが大原則です。

私たちの本分は部品加工を通じて、社会貢献することであり、その前にお客様に満足頂くことである。

だからこそ、台湾の加工屋であれ、日本の加工屋であれお客様に同じように継続して満足頂けないといけないわけです。

そして、最終的には「御社に任せる」の一言が貰えるようになることが努めでもある。

しかし、如何せんここまでたどり着くのは、日本と台湾という異国の関係上、非常に長い時間がかかると覚悟はしています。

でも、私たちは台湾の協力会社に継続して一つ一つの課題をクリアさせ、学習・成長を促すことを今のお客様には提示し、約束してる状況です。

決して、まだまだ信頼関係を築き上げるに至るまではいきませんが、そこに近づくようにするつもりです。

だが、信頼関係を築き上げるためにコツコツと積み上げてきた実績も、たった1つのミスでそれは一瞬にして崩壊するのです。

ここで言うミスとは、加工の失敗ではありません。

加工の失敗は台湾・日本に限らずどこでも起こり得ることです。

100%のミス無しに全ての加工を実行できる会社はありません。

問題は、そういった加工のミスではなく、ミスをした後のフォローなのです。

「隠ぺい工作」「黙秘」

こういった悪質な「分からなければ大丈夫」という精神が大きなミスなのです。

これこそが、一瞬にして信頼という二文字を消し去ってしまうのです。

もう、二度と信用はしてもらえません。

台湾や日本のものづくりで信頼関係を崩す「隠ぺい」は存在するのか?

隠ぺい

もはや説明の言葉はいらないでしょう。

日本の会社でも、業種を問わず悪質な隠ぺい工作をしている会社は多々あるはず。

そこが大きな事故や問題に繋がった場合はクローズアップされて社会ニュースにもなりますよね。

近年ですと、建築法の違反が相次いで発覚したことや、年金問題、前東京都知事の舛添要一氏の政治資金の問題、築地市場の移転で発覚した豊洲問題などが記憶に新しいかもしれません。

ここに信頼関係があったかどうかは別として、信用は無くなったと言っても過言ではありません。

では、私たちが従事する部品加工の世界ではどうかと言いますと、同じことです。

特に一部の中国の製品の粗悪ぶりは有名ですね。

まがい物レベルでは済まされないほどの悪質ぶりを露呈しており国際問題にも発展しかねません。

かつて中国産業は発展途上国として扱われるほどでした。

勝手な憶測ですが、もしも、中国が技術が低いと周囲が目をつぶっていられる内に、低いレベルなりに誠心誠意ある対応をしていたならば、きっと現状は日本とひっくり返っていたかもしれません。

たった1つ、手を付けられないレベルの問題を起こしたがために「一流企業以外の中国製品はダメ」というレッテルを国際的に貼られてしまったのでしょう。

こうなると、本当に誠心誠意やっている会社は迷惑千万です。

台湾でも同じく、加工ミスを適当に補修して納品してしまえ。

バレなければ大丈夫だ。

こう考えている会社の人はいます。

ただ、こうした状況を看過するわけにはいかないのです。

特に弊社と取引をしてくれる台湾の協力会社にはトラブルがあった場合には逐一の報告と対処法の連絡を取り合うようにはしています。

その役目は私とりんちゃんですが、絶対に隠ぺいだけはさせませんし、もしもそういう精神で我々と取引を続けるつもりでいる場合は一刀両断。

取引は解消。

切ります。

それが当たり前ですよね。

利益を追求して得られるものより、信頼を築くことで得られるものが大きい理由

信頼

会社というのは、営利集団という見方もあります。

会社の売り上げを上げて利益を出さないと、社員の給料も経費も出ません。

もはや、ボランティアで活動できる範囲にも限りがあります。

なので、利益を優先して考えることは大事。

だが、利益を第一に優先してしまうことには憂いがある。

利益と信頼には連動関係が皆無であるから。

利益があって、信頼も得られるのが理想ではあるが、時には利益なしのトントン、あるいは赤字でもやるべき仕事というものはある。

その根底にあるのは、責任や信頼関係を築くための投資という大義名分だけだ。

利益を優先した仕事は、その場で得られる利益はあっても長く続く保証はない。

そもそもが、そういった関係を築くことを前提に動いていないからです。

一方で、利益はとりあえず置いといての仕事は、先ほどの大義名分で動いているので目的はお客様との長いお付き合いをすることにあります。

両者を見たときに、どちらが良いかは分かると思います。

会社は組織ではありますが、中身は人です。

私の知り合いの会社では、取引先の担当者が変わった途端に取引を止めたという例も聞いたことがある。

理由は新しい担当の人が非常に対応が悪い上に、会社に担当変更をお願いしても何も変わらなかったことらしい。

所詮、会社も人と人との信頼関係なんですよ。

それがないと、長~いお付き合いなんてできません。

ですから、言葉が違う異国の会社間でこうした信頼関係をいかにして築くかは難しいかもしれませんが、出来得ることは対処し、いつまでも長く仕事を続けられるようにしていきたいと思うのです。

もしも、台湾でのものづくりに興味がある方はご一報を。

お問合せは問合せフォームから受け付けております。

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