『こんにちは!りんちゃんです』
『今回は台湾の”海”に関する内容をお届けしますよ!』
台湾は日本と同じく島国で、その周囲を海に囲まれています。
しかも、位置的にも日本、中国と東南アジアへと交通の要所としてすごく便利なところにあるんですよ。
そのため、台湾は貿易立国だと言っても過言では無いんです。
なんとも”お堅い”オープニングになってしまいました(汗)
さて、台湾の海・貿易に関して面白いお話があるので紹介しましょう。
台湾が貿易立国とみなされる数字
まず台湾について、簡単な説明をしますね。
台湾の面積は3万6千平方キロメートル、九州よりやや小さいですね。
人口は約2,300万人、世界人口の約0.33%です。
世界中の多くの国と同じ、少子高齢化がますます進んでいる状況です。
土地が小さくて、人口も少ない国ですが、なんと貿易額が全世界の13位を占めてます。
(ビックリ!)
台湾の輸出貿易額は世界貿易額の約3%を占め、それをわずか世界人口0.33%の人がやっていると考えれば、台湾が輸出貿易で成り立つ国であることに筋が通ると思いません?
台湾の主な輸出品目
台湾が輸出大国であるということですけれども、では一体何を輸出してるでしょうか。
皆さんご存知のように、アップル社に関わる電子部品とか、半導体部品、電子電気機械や鋼鉄金属加工部品が主要な輸出商品となります。
今年は日本の大手企業シャープが台湾の企業である鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入るというニュースが話題になったように、台湾は工業国でもあるのです。
大企業はもちろんですが、それを支える数え切れないくらいの大小様々な町工場がたくさんあるのです。
『私は、毎日そういった会社様を色々と駆け巡っています~』
さて、今回紹介するのはそういった産業品目・・・ではなくて、かわいい生き物です。
あまり初回から金属部品の話とかしても疲れますので、今回は癒しの記事にしてみようと思いました♪
実は、生き物も台湾は輸出しているんです。
台湾が輸出している魚(観賞魚・観賞エビ)のご紹介
台湾が輸出しているかわいい生き物。
それは観賞魚や観賞エビです。
食べるための魚たちではありませ~ん(笑)
まずは写真ごご覧ください~
アフリカン シクリッド(africa cichlid) 彩りで海外の方に人気です~
中央アフリカにあるマラウイ湖、タンガニイカ湖に生息している魚で、熱帯魚としては非常にポピュラーな種類と言えます。
南米にも同じ種類の南米シクリッドというのが生息しているのですが、そちらは200種類程度なのに比べて、アフリカンシクリッドはなんと!500種類以上いるとされています。
でも、アフリカ中央はあまり治安がよくなかったりもするので、実際に流通しているのは100種類前後でしょうか。
実際に飼う時には、水槽の大きさに対してある程度の数を入れておかないとテリトリー争いが激しくなるようですのでご注意を。
タツノオトシゴ(sea horse)
みなさんがあまり知らない事実ですけれど、世界初タツノオトシゴを人工繁殖成功させ、しかも輸出した国は台湾です。
どうです?
すごいでしょ?
エヘン♪
って、私がやったわけじゃないけどね(笑)
タツノオトシゴは日本の水族館でもよく見ることができますよね。
日本語(漢字)で「海馬」と書きますが、その名前の通り馬に似ているからです。
温帯から熱帯の海の浅いところに生息する海水魚(一応は魚です)。
見れば見るほどユニークですよね~
アメリカン シクリッド(american cichlid) 国内も海外も人気です。
なんだ、金魚か・・・・・って、違う違う!!
似てるけどね。
こちらは先ほどのアフリカンシクリッドの説明で対比例として挙げた南米シクリッドに相当します。
アメリカ大陸に生息する熱帯魚。
この写真にあるアメリカンシクリッドは台湾本島の最南端の県「屏東県」(ピントウケン)で人工繁殖に成功した観賞魚です。
ちなみに「屏東」という地名が始めて文献に現れたのは日本統治時代です。
日本の台湾統治機関であった台湾総督府がそれまでの12庁を廃して5州2庁を導入した際、初めて歴史の文献に「高雄州屏東郡」の地名が記載されました。
台湾で繁殖させる代表的な観賞魚
台湾では観賞魚の養殖技術と遺伝子研究が盛んでいます。
次々と世界初の作品が発表され、その中にも何かしらの賞を受賞したのも少なくありません。
高い技術力により毎年新たな品種を開発し、安定した生産によって台湾観賞魚の年間売り上げは42億円にもなるんです。
人気のある熱帯魚
ナンヨウハギ(tang fish) 映画「ファインディング・二モ」の主人公ニモの友達「ドリー」です。
この右側の青い魚さんですよ。
あんまりにも可愛いからもう一枚載せますヽ(*´∇`)ノ
続いては、台湾独の自技術で繁殖した品種です。
赤荔鳳冠(せきりほうかん)
頭にルビーの王冠をかぶったような様子。
その貴族風の雰囲気で凛としたところから、このような名前が付けられたのでしょうか。
(*´∨`*)
ちなみにお値段は1匹6万円~12万円!!
キラキラ光る蛍光魚
台湾において人工的に繁殖させることが可能な観賞魚は370種以上に達します。
しかし繁殖だけじゃない!
遺伝子操作で新品種の開発に力を注いでます。
蛍光色に光る蛍光魚が作出、経済的価値も高まるし、何よりも見ていると幻想的な雰囲気に心が落ち着く気がしますね。
観賞用のエビ
観賞用エビは30種類近く飼育しています。
新品種開発に関する一番大きな競争相手はなんと工業大国の「ドイツ」です。
でも台湾が観賞用エビを最も輸出している相手国もドイツなのです。
業者の話によると毎回新品種を発表したら、ドイツもハイスピードでもっと目を奪うような商品を公表してくると言ってます。
本当にライバルなんですね!
台湾が開発したエビはドイツへ輸出できますが、ドイツが独自飼育したものは一切台湾へ輸出禁止~
台湾で見れないのが残念です
ヾ(。>﹏<。)ノ
高品質で価値が高いといわれるエビは1尾3万5千円もします。
伊勢えびやないんから(汗
お金持ちの娯楽ですやん。。。
こちらもエビ・・・・
パンダ? エビ? パンダエビ? エビパンダ? ^^;
台湾で最も高級(お値段が高い)観賞魚
さて、色々と観賞用のお魚さんたちを紹介してきましたが、やっぱり普通の市場で買う食べる魚に比べて高いイメージがありますよね。
半分ホビーですから。
観るだけなのにね。
そんなイメージのある観賞用の魚の中でも、群を抜いて高い魚がいます。
それは
なんだこれ!!!!!
ポルカドットスティングレイ
(名前長いわ!><)
頭の前に独特な遺伝子変異があってバットのようですね。
これはなんと!なんと!1000万もするんです。
高すぎて買えません(涙)
さてさて、たくさんの写真を見た後、実際に行って見たい方ございますか~
はい~♦( ̄∀+ ̄)キラッ
いいところを紹介しまーす!
2016年11月にオープンした「亜太水族センター」
台南市からやや南東、高尾からは東の方に位置します。
館内は上記写真以外の魚もたくさんいますよ~
台湾に来る方はぜひ行って見てください。
ではでは!
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