ワクワク♪
台湾に旅行だ~♪
と気分上々なあなたがいたら、私は一言尋ねたい。
台湾に行ったら『臭豆腐』というものにチャレンジする勇気はおありか?
というか、臭豆腐って何?
気になる~って思うでしょ。
その名の通り、臭い豆腐です。
臭いって言われても、食べ物だし納豆とか食べれるから大丈夫だし、案外美味いんじゃない?という甘い幻想と「なかなか美味いよ!」「私は好きだけどなぁ」「食わず嫌いなだけや!」という口コミもあって、現物を目の当たりにしたことがない人にとっては未知数な食べ物です。
さて、そんな想像と現実のギャップは実際に台湾で食べてみてもらえればわかる。
臭豆腐は発酵食品
臭豆腐は中国や台湾で食べられる郷土料理の1つです。
台湾に行くと、街中で時々『臭豆腐』の看板を見かけることがありますが、夜市などの屋台(上の画像が夜市)でも多く売られています。
臭豆腐は豆腐を植物性の発酵液に漬けたものになります。
納豆菌や酪酸菌が発酵を促すわけですが、実際には豆腐の表面上のタンパク質のみが変化したもの。
屋台では臭豆腐を油で揚げて売られており、見た目はあたかも厚揚げのようです。
ただ、とにかく独特の匂いを放ちますので、屋台から離れた場所でも臭豆腐の店があるということが分るくらいですね。
同じ大豆発酵食品の納豆が日本では臭い食べ物としてよく挙げられるのですが、ニオイの種類が全く違います。
何て表現したらよいかな。。。
酸っぱい匂い?
異臭?
カビ臭?
う○こ?
すいません。。。。
いやいや、ほんとにそんな感じですよ。
私の個人感想はね。
ごめんなさい臭豆腐。
臭豆腐の評価は両極端である
発酵食品である臭豆腐だが、そのお味については絶賛してやまない現地台湾人が多い。
そのため、夜市の屋台でも『美味い!美味い!』とモッシャモシャ食う人を沢山見かける。
それに応じて、お店の数もかなり多い。
最初、台湾を訪れて現物を目の前にした時には「う、ウソやろ!?」って思わず声が漏れてしまう人もいるはずだ。
もちろん、見た目ではないよ。
強烈なニオイね
見た目はね、なんだか美味そうな厚揚げ?みたい。
だけど、お店の近くに行くと「うぅ~」ってなるんだわ。
もう、強烈なアンモニア臭とでも言おうか。。。。
病み付きになるという気持ちが理解できないまま私は日本に帰国しましたが、好きな人は好きらしい。
それだけ、めちゃめちゃ好き!!!って人と、やめて~!!って人に分かれるのだ。
う~ん。普通。 ← あんまりこんな人いない。
台湾の臭豆腐は一口サイズに切ったものを油で揚げ、豆板醤のタレを付けて食べます。
そこに白菜漬け(漬物)が添えられることが多いです。
実際、この漬物の方が美味しいと思った私。。。
メインの臭豆腐は一口入れてみて、噛んでも噛んでも飲み込めないニオイが鼻に抜ける。
5分くらい悪戦苦闘したぞ。
吐きはしないが、パンチは大きい。
私が訪れた夜市でも、やっぱり多くの臭豆腐の屋台が出店されていました。
台湾では北部、中部、南部で夜市があるようですが、毎日あるわけではなさそうですのでもしも個人旅行で行く場合は日程を調べておくのが無難ですね。
ちなみに、台南の夜市は水曜日と土曜日に開催されているそうです。
また、夜市は予想以上に混雑しますし、夏場に行くと汗でビショビショになること必死だってさ。
ただ、とにかく人が多い。。。。
1回行ったら、2回目はええかなぁってなるね。
中の様子は日本の夏祭りの露店(夜店)とよく似ていますが、遊びのエリアと食べ物のエリアが分かれているし、遊びも射的、風船割など色々あります。
百聞は一見に如かず。
実際に現地に行ってみるべし。
台湾の臭豆腐のニオイにもレベルがある
臭豆腐はどれも同じというわけではありません。
ニオイのレベルが店によってまちまち。
日本でも臭い食品と言われる納豆にも「におい控えめ」ってのがあるように、臭豆腐にもすんげぇレベルのやつから、非常にソフトな感じのやつまでニオイのレベルに差があります。
非常にソフトなやつは、確かに臭いんだけど口には入れられる。
ただ、口の中で噛むと
こうなるで。
一方で、非常にパワフルなニオイを放つ臭豆腐は店の前を通るまでもなく、その存在がわかるのです。
ニオイのオーラがすごい。
台湾で一般的な臭豆腐は油で揚げるのですが、臭いものを油で揚げるとニオイの蒸気が爆発するじゃないですか。
冷たいものより、熱いものの方がニオイがキツイのでわかりますよね。
もはや、口にしようという気持ちさえも萎えてしまうほど。
ちなみに、台湾人であるりんちゃんは、日本に留学する前までは臭豆腐を食べることはあったようですが、長い日本生活の後、台湾に帰ってからは・・・
『もう、私は臭豆腐を食べません! だって、臭いんだもん!』
ということだそうです。
つまり、日本の食事に慣れた口では臭豆腐は悪魔なんですよ(笑)
それでも、あなたは臭豆腐に挑戦しますか?
いやぁ、安易につっこむべきではないなと思ったのは私です。
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